「スニーカー文化論」にはスニーカートリビアがざくざく。


久し振りにファッション関係の書籍を読んだので

軽くレビューをしてみます。




タイトルから、

「スニーカーで文化論を語るとどういう感じになるのだろう」

と期待していたのですが、

文化論にはあまりページが割かれておらず、

スニーカーの歴史や現在のスニーカー人気の紹介が主な内容でした。


ですが、名作スニーカーの由来やスニーカーメーカーの歴史など、

きちんと纏められた書籍はあまりないので

スニーカーに興味を持ち始めた人にはそこそこ楽しめる本だと思います。

例えば。

・チャックテイラーはコンバースの営業マンの名前

・「ビーボーイ」はブレイクダイスをするダンサーの俗語

などなど、私の勉強不足もありますが、

初耳の内容が結構ありました。


私が一番興味深かったのが

「ランDMCとアディダス」という項です。

以前から私がずっと

何故アディダスはファッショナブルなイメージがあるのだろう

と疑問に思っていました。

ナイキ、プーマ、ニューバランス、リーボック等など、

他のスニーカーブランドと比較して

アディダスはファッション性が突出している気がするのです。

その答えの一端をこの項で見つけました。

アディダスとランDMCの関係は有名ですが、

これはラッパーとスニーカーメーカーの最初の契約なんだそうです。

「それまでにはありえなかった、ドイツの保守的な会社と、
非主流の文化だったラッパーとの画期的なコラボレーション」


「これが80年代はナイキの後塵を拝していたアディダスが
新市場を開拓するきっかけ」

となったそうです。

こういった音楽との結びつきが

アディダスのファッショナブルなイメージを作る一因となっているのではないでしょうか。


今回私はこの本を図書館で借りて読んだのですが、

1700円という定価を考えると購入する事はないかな、という感じです。

「チャックテイラーってどういう由来か知ってる?」

などというスニーカートリビアのネタ元としては使えると思いました。





※注
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