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白靴下をファッショナブルと思っているのは一部だけ?



初めて当ブログで

白靴下を取り上げたのは2012年10月

山田耕史のファッションブログ: トレンドは巡る…白靴下がオシャレ?

その半年後、2013年4月にはこちらで

山田耕史のファッションブログ: トレンドがトップ(District)からマス(サカゼン)に落ちるまで何年かかるのか?

雑誌に白靴下が多数登場している事について書きました。

その後ファッションブログ界隈で白靴下が話題になったのは

当ブログをご覧の方ならご存知だと思います。

例えばElasticさんのこちらや

Elastic: ダサいと決めつけるのは早計?白無地靴下がお洒落の最先端になった理由

Elastic: 白無地靴下がダサいのは「靴の下着」だと思っているから

南 充浩さんのこちらなどで

ダサいサラリーマンの代名詞、白無地靴下の逆襲:日経ビジネスオンライン

白靴下のブームとそれに対する分析が述べられています。


この春も白靴下ブームは継続のようで、

セレクトショップのショップスタッフや

渋谷や原宿を歩いているオシャレな人達の中でも

白靴下はよく見かけます。


そろそろ白靴下ブームも拡大してきたのかな、

と思っていた矢先、

こちらのエントリに遭遇しました。

光麺☆|サカゼン新宿オフィシャルブログ

上掲のこちらのエントリでもご紹介した

山田耕史のファッションブログ: トレンドがトップ(District)からマス(サカゼン)に落ちるまで何年かかるのか?

サカゼン新宿のスタッフの方のブログです。

(このブログ、毎回楽しみにしてます)

前回ご紹介した時(2013年4月)は



同僚さんがロック系のコーディネイトに

白靴下を履いている事をイジっておられましたが、

今回も



他の同僚さんが白靴下を履いているのを

「狙ってんのか

いつもおかしな格好を」

とイジっておられます。


おそらくこのブログの筆者にとって、

白靴下は2013年4月から引き続き、

今もイジるべき「おかしな格好」なのでしょう。


もしかしたらこの反応が一般的なものかもしれません。

私も含めファッション業界にいる人間は

常に新しいモノを追いがちですが(それが仕事なのですが)、

世間一般の感覚からすると

白靴下は今もオシャレからはかけ離れた、

ダサさの代表格のようなアイテムなのかもしれません。


いつの日かこのブログで

白靴下がファッショナブルなアイテムとして紹介される日が来るのか。

それともそういう日がこない、

つまりマスに浸透せずに

一部のファッション好きのみが着用するような

街を歩くと一般の人から後ろ指をさされるような

突飛なトレンドアイテムで終わるのか。

引き続きウォッチングして行こうと思います。



※注
ここで述べられている内容は書き手の所属する組織・団体の主張を
代表・代弁するものではなくあくまでも筆者一「個人」としてのものです。