2014年3月12日水曜日

老舗ブランドは'80s、'90sリバイバルブームに乗るべきか?



昨年大ブレイクしたプロデューサー巻きにを筆頭に、

ボディコンやバブル期風のメイクの復活など、

'80s、'90sのファッションが日本だけでなく

世界的なトレンドになっており、

当時流行したブランドの復活が目立ちます。



例えばBOY LONDON。

BOY LONDONは最近のストリートスナップでもこれだけの人が着用している

今一番人気と言えるブランドのひとつでしょう。

BOY LONDONを着ているストリートスナップ | 1/1ページ | Fashionsnap.com


画像引用元:http://www.fashionsnap.com/streetsnap/2014-01-11/35572/


画像引用元:http://www.fashionsnap.com/streetsnap/2013-09-18/31774/

東京のトレンドリーダー達がBOY LONDONを着始めたのは

2012年くらいでしょうか。

その時は80年代当時の古着が主流だったと思います。

それから徐々にBOY LONDONの人気が高まってくると

新品のアイテムが出回るようになります。


画像引用元:http://item.rakuten.co.jp/spinns/0036007-a-fs1011/

スピンズでBOY LONDONのTシャツを取り扱い始めたのは

2013年の夏あたりだったと思います。

そしてこの春、渋谷109にBOY LONDONのオンリーショップがオープンしたようです。

35周年 渋谷109が大規模改装、BOY LONDON国内初ショップなど30店舗オープン | Fashionsnap.com

アクが強く、似合う人を選ぶブランドだけに

私はBOY LONDONの人気は長い間は続かないのではないかと思っているので

このオンリーショップオープンのニュースを聞いた時は

「勇気があるなー」

と思いました。

が。

BOY LONDON以外にもリバイバルブームに乗ったブランドがありました。

MCMが日本へ再上陸!銀座に直営店オープン | ニュース - ファッションプレス

こちらも最近ストリートで人気のMCM。

MCMを着ているストリートスナップ | 1/1ページ | Fashionsnap.com


画像引用元:http://www.fashionsnap.com/streetsnap/2011-12-13/13418/


画像引用元:http://www.fashionsnap.com/streetsnap/2012-05-09/15922/

価格の高さもあり、

ファッション業界人を中心にかなりのファッション好きでないと

なかなか手を出せないブランドです。

ニュースによると

2014年4月25日(金)には銀座に直営店をオープンするほか、全国有力デパートでの展開もスタートする。また年内に都内に2店舗、来春には大阪に1店舗、直営店をオープンする予定。
と、そこそこの規模で展開するようです。

記事中には

今日ではビヨンセやジャスティン・ビーバー、ミーシャ・バートンなどセレブリティが愛用。世界中に286の小売事業を提示し、創業の地ドイツなど欧州をはじめ、アメリカに約10店舗、中国に約20店舗、韓国に約75店舗など、世界各地に多くの店舗を構えている。
と世界での人気っぷりが紹介されていますが、

果たして日本でも同じ様な人気を集めるブランドになるでしょうか。

現状を私が東京で見ている限りでは

MCMを持っているのはかなりエッジィなトレンドリーダー層です。

ここからMCMの人気はマスにまで広がるのでしょうか。





トートバッグやバックアップで5万円前後というかなり高価格帯な商品展開から考えると

MCMの主な顧客層は旬のファッションに敏感な20代や30代ではないでしょう。

MCMを2,3年しか持たないトレンドアイテムとしてと割りきって購入する若者の数は

ブランドビジネスが成り立つ程多いとは思えません。

おそらくMCMの主な顧客は他のラグジュアリーブランドと同じく

ある程度の年配の富裕層になるでしょう。

そのような年齢の富裕層が

若者のストリートファッションのイメージが強いMCMのバッグを

持つようになるのでしょうか。

勿論こうやって日本に再上陸するくらいですから

勝算はあるのでしょう。

今はかなりカッティングエッジなイメージのMCMですが、

そのうち軟着陸させて富裕層が持っていても違和感のない

ブランドイメージを構築するのでしょうか。

はたまた全く別のストーリーを考えているのでしょうか。

'80s、'90sリバイバルファッションの成り行きと共に

楽しみにしていたいと思います。





※注
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