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ファッションの価値ってなんなんでしょうね。



【このエントリのポイント】超エッジィなオシャレ好きと中学生のファッションがカブるのってどうなんでしょう?

こんにちは。

ワークブランドにハマっている

ファッションアナリスト山田耕史(@yamada0221)です。

安くて丈夫な点が良いです。



Gosha Rubchinskiyというブランドがあります。

Dover Street MarketRESTIRなど、

名だたるエッジィなセレクトショップで扱われている

新進気鋭のデザイナーブランドです。

先日発表されたGosha Rubchinskiyの2017SSコレクション。

Gosha Rubchinskiy 2017 Spring/Summer Collection | HYPEBEAST

その中で私が興味を持ったのがこちらのルックです。


http://hypebeast.com/2016/6/gosha-rubchinskiy-2017-spring-summer-collection

FILAのパーカー。

FALAのロゴの下にブランドロゴが入っていますが、

それ以外は普通のパーカーに見えます。

まるでWEGOにも売っているかのような…

実際売っています。

FILAバイカラープルオーバー(001109254) | ウィゴー(WEGO) - MAGASEEK

プルオーバーですが。

お値段3,598円なり。



一方のGosha Rubchinskiyは前掲のDover Street Marketを見ると

最低でも2万円くらいはするのではないでしょうか。

もちろんデザインはほぼ同じでもシルエットや素材、縫製などが違うのでしょうし、

ブランドロゴも重要な要素でしょう。

Gosha Rubchinskiyを着るようなファッションに強い関心のある人が

そこに価値を見出すことに理解は出来ます。

が。

WEGOの顧客層は主に中高生。

Gosha RubchinskiyのFILAを買う人は街中でほぼ同じデザインの服を着た

中学生とすれ違う可能性があることをどう考えているんでしょう?

そしてもしすれ違った場合、何を感じるのでしょう?

また、Gosha Rubchinskiyのデザイナー自身は

そんなシチュエーションが起こりうることを想定しているのでしょうか?

など、つまらないことをいろいろ考えてしまいました。


最近トレンドのスポーツブランドのファッション感度やエイジを超えた

「ブランド被り」に関しては以前当ブログでネタにしたことがあります。

山田耕史のファッションブログ: 小学生のスニーカーで感じたライセンスビジネスの難しさ。

これを書いたのはもう2年も前になりますが、

この時に自分が体験したような事態が日本中で起こっているのではないかと思います。


関係ありませんが、

Gosha Rubchinskiyのコレクションの中でテンションが上がったのがこちら。


http://hypebeast.com/2016/6/gosha-rubchinskiy-2017-spring-summer-collection

セルジオタッキーニ!

世間的には「ああ、そんなスポーツブランドもあったっけ」くらいの

印象しかないかもしれませんが、

私的には高校時代に好きだったテニスプレーヤー、ゴラン・イヴァニセヴィッチが

着用していた憧れのブランドです。

当時親を説得して部活用にセルジオタッキーニのウィンドブレイカーを買ってもらったりしました。

(そういや当時使っていたリストバンドはFILAでした)

もしかしたらセルジオタッキーニがWEGOとかに並ぶようになるかも?

そうなったらロゴTくらいは買ってみたいですね。


最後までご覧いただきありがとうございました!

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