数日前、久し振りに渋谷を歩いていると
RAGTAG渋谷店の前にこんな看板が出ていましいた。
「RAGTAG渋谷店ブランドランキング」
という事で、おそらくブランド別売上げランキングなのでしょう。
集計期間は5/13~5/19。
メンズランキングを見て行きましょう。
1位のSUPREMEはプロパーが結構高価なブランドですので、
ユーズドでの人気が高いのでしょうか。
そこそこ古参のストリートブランドですが、
セレブや有力ブランドとのコラボも多く、
今の若い子(大学生くらいがイメージです)にも人気があるようです。
2位STUSSYはユーズドになるとそこそこ安価になる割りには
オシャレ感があるので人気が高いのではないでしょうか。
3位にCOMME des GARCONS HOMME PLUSがランクインしているのは
ギャルソン好きの私としては感慨深かったですね。
昔(私が一番服を買っていた15年前くらい)は
「ブランド古着といえばギャルソン」というイメージがあったと思うのですが、
ファッション全体に置けるモード存在感の低下と共に
ブランド力も衰えていっているような感触がありました。
それにも関わらず未だランキング上位に顔を見せるのは
コムデギャルソンのブランド力の強さでしょうね。
そして4位にはなんと!のSWAGGER。
倒産は関係あるのでしょうか。
4位に入るくらいの人気があるのに何故倒産してしまったのか…
あるいは倒産したからユーズド市場で需要が高まったのか。
どうなんでしょうか。
5位と6位はSOPH.系列の2ブランド。
トレンドを取り入れつつ上手くブランドの価値を維持している
稀有なブランドだと私は思っています。
そして7位はエイプ。
最近NIGOがクリエイティブディレクターを退任した事が報じられましたが
まだブランド力は衰えていないようですね。
最近はアジアからの観光客がエイプの紙袋を下げている印象があります。
と、いう事で私としてはかなり以外なメンズブランドランキングでした。
レディスに目を移してみると
コムデギャルソン社のブランドが3ブランドもランクインしており、
しかもあまり目立たない印象のブランド、
COMME des GARCONS COMME des GARCONS が1位になっているなど
疑問符が付くランキングではあるのですが、
ストリート&カジュアル色が強いメンズに反して
レディスはモード色が強いのが印象的です。
今後このランキングに変化はあるのか。
最近なかなか渋谷に行く機会もないのですが、
RAGTAGの前を通る事があれば必ずこのランキングはチェックしようと思います。
※注
ここで述べられている内容は書き手の所属する組織・団体の主張を
代表・代弁するものではなくあくまでも筆者一「個人」としてのものです。