一部ファッション業界で話題騒然になったニュースです。
私の会社ではメンズエッグはずっと定期購読しており、
いわゆるお兄系の参考にはメンズエッグを使っていました。
いわゆるお兄系の参考にはメンズエッグを使っていました。
また、最近のエントリで
というのエントリは結構時間も気合もかけて書いたので
以前よりメンズエッグには愛着が湧いてしまっていたので
このニュースを聞いた時は少なからずショックがありました。
以前よりメンズエッグには愛着が湧いてしまっていたので
このニュースを聞いた時は少なからずショックがありました。
が。
休刊に対し「ああ、やっぱりな」という思いも自分の中にありました。
その「やっぱり」と思った理由、
つまりメンズエッグ休刊の原因を考察してみました。
大きな理由はふたつ考えられると思います。
1:テイストのブレ
以前のエントリ、
で書いたとおり、
↑のエントリは2006年から今までのメンズエッグの表紙を対象に
ファッションテイストの変化について考察しています。
ざっと纏めると
ファッションテイストの変化について考察しています。
ざっと纏めると
その時々のトレンドを積極的に取り入れて
変化をし続けて来ていました。
最新の2013年10月号では更にお兄っぽさが減少。
こんなトレンド重視型のメンズエッグに対し、
メンズ雑誌では同じ広義でのお兄系カテゴリに入れられる
2013年10月号とでは
若干カジュアル化は進んでいるものの
盛ったヘアスタイルとブラックカラーを基調とした
タイトなシルエットとでワルめの印象のスタイルは変わっておらず、
同じ雑誌である事はわかると思います。
盛ったヘアスタイルとブラックカラーを基調とした
タイトなシルエットとでワルめの印象のスタイルは変わっておらず、
同じ雑誌である事はわかると思います。
メンズエッグとメンズナックルは同じ出版社が出しているので
トレンド追従のメンズエッグと
ガラパゴス化を続けるメンズナックル
このようなテイスト分けがあったのかもしれませんが、
時代に合わせて変わり続けたメンズエッグは休刊し
それほど進化をしていないメンズナックルは
(メンズナックルは購読していなのでもし進化をしていたらすみません)
時代に合わせて変わり続けたメンズエッグは休刊し
それほど進化をしていないメンズナックルは
(メンズナックルは購読していなのでもし進化をしていたらすみません)
存続するという結果になったのは興味深いです。
そしてもう一点の理由。
2:お兄自体が減少した
↑こちらでは
ジャンルとしてはあってもいいと思ってたけど
今だと相当マイノリティなんだな
お兄系人口の減少が指摘されています。
実際、私の会社で行っているストリートリサーチ
(毎月300人を渋谷ストリートでスナップし分析)では
お兄系の減少が著しく、
最近ではお兄系があまりにいない為
お兄系のカテゴリが消滅してしまいました。
実際自分で渋谷を歩いていてもお兄系人口の減少は肌で感じます。
卵が先か鶏が先か。
メンズエッグがお兄系でなくなったからストリートにお兄系がいなくなったのか
ストリートでお兄系がいなくなったからメンズエッグがお兄系でなくなったのか
どちらかはわかりませんが、
メンズエッグの表紙には
ストリート重視のキャッチコピーがあるので後者かもしれません。
まとめるとメンズエッグ休刊の理由は
・ファッションテイストが変化していった為に読者が離れていった
・読者であるお兄系ファッションの人口が少なくなった
このふたつが挙げられると思います。
さて、ではメンズエッグが無くなった後、
お兄系雑誌の勢力図はどうなるのか。
前述のメンズナックルか
ソウルジャパンが
その受け皿になりそうです。
ところで。
ソウルジャパンに関しては今このエントリを書いている途中で
気になる事を発見したので近いうちにそれに関して
書こうかと思います。
次回、
ソウルジャパンはメンズエッグの二の鉄を踏むのか!?(あくまでも仮題ですw)
ここで述べられている内容は書き手の所属する組織・団体の主張を
代表・代弁するものではなくあくまでも筆者一「個人」としてのものです。