こんにちは。
Dreamweaverに挑戦しようと思うのですが
なかなかハードルが高くて一歩を踏み出せない山田です。
先日、こんな記事を見ました。
苦境のギャル関連業界、新ビジネスに活路?大盛況の限定街コン、ユニットで世界進出…(1/2) | ビジネスジャーナル
ギャル雑誌の象徴とも言えるeggが休刊するなど、最近元気の無いギャル系ファッション。
トレンドの発信源も渋谷から原宿に移り、復活の兆しはなかなか見えません。
そんな中、ギャル限定の街コン、「GAL CON」が大人気のようです。
ギャル限定の街コン GAL CON(ギャルコン)
画像引用元:https://www.facebook.com/galconjp
公式サイトによると、GAL CONの概要は
http://www.galcon.jp/contents/welcome/
『GAL CON』(ギャルコン)は、日本初のギャルしか来ない街コンイベントです。という感じ。
男性
25~35歳程度の会社経営者、一流企業社員、メディア関係者、弁護士、公認会計士などイケてる社会人
女性
20歳前後のギャル系の読者モデル、ショップ店員、学生などの来場を予定しております。
6月15日に開催されたGAL CON vol.4の内容は
http://www.galcon.jp/contents/events/
ギャル系ファッション誌S Cawaii!やJELLYのモデルをゲストモデルに
GAL CON×109 NET plus コラボファッションショーを開催。
そしてmen's eggやMEN'S KNUCKLE、SOUL JAPANなどの
ギャル男系ファッション誌モデルをゲストDJに迎えています。
上掲の記事には
「普段、ギャルと接点のなさそうな会社員男性を中心に申し込みが殺到し
飲み放題・食べ放題で男性は参加費1万円、女性は参加費2000円と男性側が5倍の金額となっているにもかかわらず、6月15日開催の同イベントは、総面積250坪の会場を来場客で埋め尽くすほどの盛況ぶり。単純計算で1日に数百万円の売り上げを計上したことになる。
イベント中、記者が取材したところ、「ギャルが好きなのですが、なかなか出会いの場がないので、こういうイベントはありがたい」(30代男性)、「キャバクラでギャルっぽい子と話す感覚と違って、素のギャルと話せるので新鮮」(30代男性)といった声があった。この日のイベントは、結果的に男性参加者の比率が高かったようだが、それはギャルというコンテンツの潜在的需要がいまだに根強い証明でもあるだろう。会場では活発に携帯電話番号やLINEのID交換が行われており、イベント後、意気投合した男性とギャルたちの中には二次会に流れていく姿も見受けられたため、社会人男性とギャルの出会いの場として機能していたようだ。と紹介されているので大成功と言っても良い結果なのでしょう。
この記事を見て、私が思ったのは
「日本のアパレル企業は服を着て行く場を提供すれば良いのではないか」
という事です。
日本は欧米に比べ、お洒落をしていく場が少ないとよく指摘されます。
洋服が文化として根付いている欧米はパーティーや教会、スポーツ観戦など
皆が着飾って出かける場が沢山ありますが、
日本に住む一般人が着飾って行くような場所は殆どありません。
着飾って行く場所を提供する、という観点ではこんな記事もありました。
ロリータ服で運河を歩こう 北海道・小樽のまちおこし:朝日新聞デジタル
一部の若者に人気があるロリータ服のファンたちに、歴史的な町並みを背景に写真撮影してもらい、飲食しながら交流を深めてもらうイベント
約90人の参加者たちはこの日、倉庫群が並ぶ小樽運河沿いなどを散策。その後、近くのレストランに集まり、ケーキなどを食べながらロリータファッションショーを楽しんだ。参加した泊村の公務員鎌田敦子さん(29)は「町並みに私たちの衣装がすごくはまっていると思う。小樽=ロリータというのが浸透していけばいい」と話した。この記事は街興しの視点からですが、
ファッションを盛り上げる為にこういったイベントを行うのも良いのではないでしょうか。
サッカー日本代表のユニフォームもパブリックビューイングやスポーツバーといった
「着ていく場所」があるから売れるのだと思います。
GAL CONのように出会いの場を提供するのも良いでしょう。
男性が好きな女性のファッションは多種多様ですから
ギャルファッションだけでなく、赤文字系、青文字系、ナチュラル系など
様々なファッションに需要があると思います。
同じように男性のファッションを限定したイベントも可能でしょう。
また、新世紀エヴァンゲリオンのファンを対象にした「エヴァコン」のように
画像引用元:http://koigaku.machicon.jp/eva/
同じ趣味の人達との出会いの場というのも面白そうです。
私は学生時代に好きなブランドのオフ会に何度か行った事がありますが、
その時は同性異性を問わず
普段なかなか出来ない好きなブランドのマニアックな話で盛り上がる事が出来、
楽しい思い出になりました。
出会いが目的のイベントだけでなく、ドレスコードを指定したイベントも良いでしょう。
スポーツだけでなく音楽や映画など、幅広いエイジを対象にした
イベントが開催可能です。
短期的に結果が出る方法ではないかもしれません。
しかし、アパレル企業が服だけでなく服を着て行く場までも提供出来れば
ファッションへの興味が持つ人が増え、
ゆくゆくはファッションの需要の底上げになるのではないかと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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このエントリを書いた人
山田耕史 詳しいプロフィールはこちら