こんにちは。
当初の想定通り年末年始でがっつり脂肪を溜め込んだ
ファッションアナリスト山田耕史(@yamada0221)です。
【このエントリのポイント】 子供、異性客を取り込みやすいライフスタイルショップは 今後更に拡大する。
先日郊外のイオンモールに家族で買い物に行きました。
主な目的は妻の洋服を選ぶ事。
このような場合、私の任務は2歳半の子供の世話になります。
・子供にとって服屋は退屈
イオンモールには子供向けショップも充実しているので
そこで子供と時間を潰すという選択肢も取れるのですが、
妻が服を試着して私に意見を求める事もあるので
一緒に行動する事が望ましい。
ですので今回は家族3人揃って服屋を巡ったのですが、
2歳半の子供にとって服屋は退屈な場所です。
直ぐにぐずってしまい、ぬいぐるみやキャラクターグッズのある
PLAZAのようなショップに行きたがります。
・子連れファミリーの救世主、ライフスタイルショップ
そんな中、私にとってありがたかったのが
最近流行りのライフスタイルショップ。
本来はファッションだけでなくライフスタイル全体を提案するショップの事ですが、
最近の日本では雑貨等、服以外の品揃えが充実したショップを差すようになっています。
私が訪れたイオンモールではstudio CLIPやniko and...がそれに当たります。
参考:山田耕史のファッションブログ: 日本はライフスタイル後進国?NYで知ったファッション文化の奥深さ。
参考:山田耕史のファッションブログ: 生活密着型ライフスタイルショップは受け入れられるか。
ライフスタイルショップは雑貨が充実しています。
子供は服よりも雑貨に興味を持つので
ある程度雑貨が充実しているだけでもありがたいのですが、
niko and...ではぬいぐるみや人形など、子供の気を惹く商品も沢山扱っており、
私の子供は長い時間そのコーナーに釘付けでした。
こちらは子供がniko and...にあった動物の人形で遊んでいる光景です。
このようにショップの品揃えに子供が興味を持つ商品があれば、
自然にそのショップでの滞在時間が伸び、
妻はゆっくり服を選べ、試着も出来ます。
結局妻はこの日niko and...で服を一着購入しました。
ライフスタイルショップの品揃えが購買に結びついたのです。
・ファミリーだけじゃない、ライフスタイルショップの恩恵
雑貨があるとありがたいのは私のような子供のいるファミリーだけではないでしょう。
異性客にもメリットはあると思います。
特に男性にとってレディスの服屋はなんだか居辛いもの。
ファッションの仕事をしており服屋に行き慣れている私でも
店内に女性が多いとショップに入るのを躊躇してしまう時がありますし、
連れが試着室に入ってしまうと手持ち無沙汰になってしまいます。
そんな時に店内に雑貨があると時間が潰せるので
そういったショップへの入店頻度や滞在時間は増えるのではないでしょうか。
と、いう事で予想。
今後、ライフスタイル系ショップはますます増える。
…
昔販売員をしていた視点から考えると、
雑貨が増えるとロス率が高くなるでしょうし、
棚卸しの時間もかかるので大変だと思いますが…
販売員の皆さん、頑張って下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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