こんにちは。 花粉症が本格化したファッションアナリスト山田耕史(@yamada0221)です。
(このブログを初めてご覧になるかたへのカンタンなガイドはこちらです。ファッションをカンタンに楽しめる要点をまとめてあります。)
当ブログでオススメしているベーシックアイテム。今までご紹介したベーシックアイテムのメリットをざっと挙げるとこのような感じです。
・誰でも似合う
・カンタンにオシャレになる
・流行り廃りがなくいつまでも着られる
・低価格で手に入る
(詳しくは山田耕史のファッションブログ: ベーシックな服だけを着ていればオシャレに見える。をご覧下さい)
これだけでも充分過ぎるほどのメリットがありますが、もうひとつベーシックアイテムの大きなメリットがあります。
それは低価格の商品を着ていても高価格の商品に見せられるということ。
デザインがある商品、例えばシャツでいえばディティールや柄といったデザインがあればあるほど価格の高低がわかりやすくなります。
例えばチェック柄。ユザワヤなどの生地屋に行けばよくわかりますが、柄ものの生地には驚くほどの価格差があり、ほとんどの場合カッコイイデザインの生地ほど価格は高くなります。
もちろん生地の価格は商品価格に直結します。逆に言うと、低価格の商品は低価格の生地を使うしかなく、ほとんどの場合その生地のデザインはダサくなってしまいます。
デザインがほとんどないベーシックアイテムの価格を判断するには生地や縫製、シルエットや細かいディティールなど、ぱっと見ではわからない情報を材料にするしかありません。
ましてやユニクロの商品の多くはブランドものと肩を並べるくらいのクオリティ。特にオックスフォードシャツや。ジーンズ、チノパンツなどは、数倍の価格の専業ブランド品と比べても遜色のないクオリティです。
ユニクロと専業ブランド品の違いは業界人レベルのファッションリテラシーの高い人か、よほどのユニクロマニアにしかわからないでしょう。
例えばこのふたつのシャツ、値段にして4倍ほどの違いがあるのですが、ぱっと見でその違いがわかる人がいるでしょうか?
上はユニクロの+J(3,990円)、下はコムデギャルソンオムドゥ(16,000円)です。
写真で見分けがつきにくいということは、人が実際に着て、しかも動いていたりしたらさらに見分けはつかないでしょう。
また、ベーシックアイテムはカンタンに完成度の高いコーディネートができるのも大きな特徴です。ファッション指南本を見ると、カラーだのシルエットだの小難しいことがいろいろ書いていますが、普通の服を普通に着ることが一番カンタンにオシャレになる方法です。
コーディネートに頭を悩ませる必要はありません。センスも理論もテクニックも必要ありません。
ユニクロで1,990円、セールになると1,290円になるオックスフォードシャツ。
これとチノパンツや、
ジーンズのコーディネートなど
ベーシックデザインアイテムを使ったコーディネートはファッション上級者もよく使いますが、ファッション初心者でも似合う、汎用性の高いコーディネートなのです。
上掲のオックスフォードシャツにベーシックなデザインのシューズ(山田耕史のファッションブログ: ローテクスニーカーの新定番!ムーンスターLOWBASKETはオールスターを超えたかも。)を合わせれば充分オシャレなカジュアルコーディネートが完成します。
髪型をスッキリとさせて、自分の体に合ったサイズのベーシックアイテムを着て、ベーシックデザインアイテムの靴や鞄を使っていればどんな人でもオシャレになります。
どんな人でも、です。太っていようがブサイクだろうが関係ありません。
ベーシックアイテムと容姿の関係については次回詳しくご紹介します。(2017/3/28追記:書きました→太っていようがブサイクだろうがオシャレになれる方法。)
最後までご覧いただきありがとうございました!
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