こんにちは。Amazonプライムビデオのカリギュラにハマっているファッションアナリスト山田耕史(@yamada0221)です。これだけでもプライム会員になる価値ありますね。
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<山田耕史のファッションブログ オススメ人気過去記事>
ファッションなんてカンタンです。格好良い服を着るのではなく、ダサい服を着なければいいのです。
以前の記事で「こうなりたい」という思いをファッションで実現させる方法をご紹介しました。
山田耕史のファッションブログ:「どんな自分になりたいか」という、新しい服の選び方を提案します。
今回はこの方法を応用して、 ビジネスシャツであなたのイメージを思い通りにコントロールする方法をご紹介します。
前回はこのアイテムのマトリクスをメインにご紹介しましたが、今回はこの柄のマトリクスと、
何故か外壁を請け負う会社のウェブサイトで発見したこちらのカラーのマトリクスです。
http://www.shimoda-reform.jp/colorpaint/
ゆくゆくは自分でもカラーのマトリクスをつくろうと思っているのですが、このマトリクスの完成度がかなり高いので現時点ではこれを拝借させてもらいます。
ポロシャツの時も触れましたが、シャツは襟の形でかなり印象が変わります。
レギュラーカラーが最もフォーマル向きのベーシックなデザインです。アイテムマトリクスで言うと丁度真ん中にあたるでしょう。誰にでも似合い、いつまでもオシャレに着られます。
STINGROAD 形態安定加工 3枚セット:¥ 2,983(返品無料!)(価格、返品条件は記事執筆時のものです)
元々スポーツ時に襟がはためかないように考案されたボタンダウンはレギュラーカラーに比べるとカジュアルな印象。マトリクスでは「楽」寄りのデザインです。
STINGROAD 形態安定加工 3枚セット:¥ 2,983(返品無料!)(価格、返品条件は記事執筆時のものです)
ワイドカラーもボタンダウン同様カジュアル寄りなデザインなのですが、マトリクスで言えば「強」のイメージが強い印象です。
FAIRFAX クールマックスロイヤルオックス半袖シャツ:¥ 9,180(返品無料!)(価格、返品条件は記事執筆時のものです)
…などなど、色々あるのですが今回はシャツのデザインはとりあえず横に置いておいて、カラーと柄に絞ってご紹介します。
まずはカラーから。
・最強のホワイト/無地
FAIRFAX クールマックスオックスボタンダウン半袖シャツ:¥ 9,180(返品無料!)(価格、返品条件は記事執筆時のものです)
ホワイトはカラーマトリクスによると「親近感」「接触感」と「都会」「モダン」の中間。つまり、「モテ」と「オシャレ」を両立させられる上に、無地なら似合わない人はいない最強のカラーと言えるでしょう。
僕が持っているシャツも殆どがホワイト。人にオススメする場合もまずはホワイトを一番に挙げます。ですが、ホワイトばかりでは飽きてしまう、という事もあるでしょうし、ホワイトよりも強く自分をイメージ付けたい人もいるでしょう。
・爽やかさならサックス
ホワイトでも充分爽やかさはアピール出来ますが、更に爽やかさを強くしたい場合はカラーをサックスにしましょう。
FAIRFAX 半袖シャツ ボタンダウンカラー 英国トーマス・メイソン生地使用:¥ 15,120(価格は記事執筆時のものです)
柄マトリクスでは「賢」に位置するロンドンストライプ柄なら爽やかさは更に強くなります。
FAIRFAX 半袖サッカーボタンダウンシャツ COOLMAX:¥ 9,180(価格は記事執筆時のものです)
・重厚なネイビーを取り入れ易く
カラーマトリクスでは「重厚」「男性的」「オーソドックス」というイメージを持つネイビー。信頼感なんかも感じられるカラーです。
FAIRFAX クールマックスロイヤルオックス半袖シャツ:¥ 9,180(返品無料!)(価格、返品条件は記事執筆時のものです)
ですが、ネイビー1色のシャツはあまりビジネスには向かないでしょう。なので 重厚」「男性的」「オーソドックス」というイメージのままネイビーを取り入れる時は柄マトリクスで「賢」が強いロンドンストライプ柄「がオススメ。
FAIRFAX 細ストライプワイドカラーシャツ:¥ 14,290 - ¥ 15,120 (返品無料!)(価格、返品条件は記事執筆時のものです)
あまり固い印象になるのもなぁ、という人は 「優」イメージが強いギンガムチェック柄にすると、「重厚」「男性的」「オーソドックス」に「優」がミックスされ親しい易い印象になります。
FAIRFAX ギンガムチェックBDシャツ:¥ 6,766 - ¥ 9,720(返品無料!)(価格、返品条件は記事執筆時のものです)
・優しさのピンク
サックスやブルー、ネイビーといった寒色系のカラーは大抵の男性に似合うのですが、 ピンクやオレンジ、レッドといった暖色系のカラーは似合う人を選びます。
ですが、カラーの心理効果的に男色けは「親しみ」や「楽しさ」「穏やかさ」といった、親近感のあるイメージが強いカラーなので、自分にそういったイメージをプラスしたい人には見逃せないカラー。なので、 暖色系は柄で取り入れる事をオススメします。
例えばピンク。「親しみ」「優しい」といった、とても親近感が持たれ易いカラーですが、無地のピンクのシャツはかなりの女性的なイメージになるので似合う男性はあまり多くないでしょう。
AIMY 長袖ブロードシャツ:¥ 1,154 - ¥ 3,671(返品無料!)(価格、返品条件は記事執筆時のものです)
なので、同じピンクでも男性的な 「賢」のイメージを持つストライプ柄をプラスすれば、「親しみ」「優しい」といったイメージを誰もが取り入れられるようになります。
BRICK HOUSE ボタンダウン:¥ 2,592 (価格は記事執筆時のものです)
ストライプなどの柄ならカラーを取り入れ易い、というのはピンクに限った事ではありません。例えば「若々しい」「健康的」といったイメージを持つグリーン。グリーンのシャツも無地なら印象が強すぎて似合う人がかなり限られますが、
cecile ボタンダウン長袖シャツ(オックスフォード):¥ 2,149 - ¥ 2,581(返品無料!)(価格、返品条件は記事執筆時のものです)
ギンガムチェック柄よりも線が細く誰にでも似合い易いグラフチェック柄なら違和感なくグリーンを取り入れられます。
GUFFY 【ノーアイロン】長袖オックスチェックシャツ (東レ):¥ 2,520 - ¥ 4,840(価格は記事執筆時のものです)
・まだまだ巷に蔓延するダサいシャツは着ないで下さい!
ポロシャツの記事(山田耕史のファッションブログ:ダサくならないクールビズのシャツ、ポロシャツの選び方。)でも触れましたが、 シャツも絶対に余計なデザインが付いていない商品を選んで下さい。
余計なデザインとはこんなものです。
ボタンやボタンホールのステッチに色が付いていたり、
二重襟だったり、
柄が部分的に使われているようなもの。
これらのデザインは未だに人気があるようですし、
ボタンダウン=襟がピシッとするからビジネス向き、ボタン色違いや襟裏別布=おしゃれ、襟高やドゥエボットーニ=こだわりという認識の人が非常に多いです。個人的に扱いたくないのですが、無視できないだけの需要があるのも事実。現役スーツ屋からでした〜。— やま (@book_bibouroku) 2017年6月29日
つい先日も某ショッピングモールで同じようなデザインはまだまだ売られていましたが、
このようなデザインの商品は約10年前、今は中学生でもアウトと言われるような、
裾裏チェック柄パンツと同時期に流行したデザインです(山田耕史のファッションブログ:あなたが今着ている服は数年後「プッwwwww」って存在になってるかも。)
(2009/7/31ジャーナルスタンダード渋谷店)
こういったデザインが流行して以降、これらに替わるマス受けする新しいデザインが登場しなかったので、まだマス市場にはこのデザインが生き残っています。
このデザインが好き!というのならそれはそれで構わないですし、自分の好きな服を着るのが一番だと思いますが、このデザインに特に思い入れがなく、なんとなく着ているだけなら今すぐやめましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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