こんにちは。初めて六本木から原宿まで歩いてみたファッションアナリスト山田耕史(@yamada0221)です。30分くらいしかかからないんですね。
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ファッションなんてカンタンです。ダサい服を着なければいいのです。
シューズやバッグはAmazonで。メリットありまくりです。
先週金曜日にこちらの展示会に行ってきました。
洋装のルーツを"本物"のビンテージから辿る展覧会が原宿に、触って鑑賞も可能 | Fashionsnap.com
THE AUTHENTICS
2017年9月7日(木)~18日(月)11:00~20:00
旧ユナイテッドアローズ 原宿本店ウィメンズ館 3階
東京都渋谷区神宮前2-31-12
上掲のFashionsnap.comの記事に画像がたくさん掲載されているので、これで充分かな、と一瞬思ったんですが、こういうのは実際に見たら全然印象が違うことが多いので、足を運ぶことにしました。
この看板が目印。僕も間違えてしまったのですが、場所は先日リニューアルオープンしたユナイテッドアローズ原宿本店ではなく、閉店したレディスのほうです。
入ると前澤友作氏からの花が。エレベーターで3階にあがります。入場無料ですが、入り口で記帳が必要です。
・展示物に触われます!
記帳時にスタッフの方から、撮影自由で展示物に自由に触ってもいいと言われました。触ってもいいのは嬉しいですね。来てよかったと思いました。
展示は「ETHNIC」「UNIFORM」「SPORTS」「MILITARY」「WORK」の5カテゴリーに分類されています。
展示物にはこのように一点一点説明がつけられています。
壁にはそれぞれのヴィンテージアイテムを今風にスタイリングした写真が飾られています。
「UNIFORM」は僕の大好物のブレザーがメインでした。
格好良い。
興味深かったのは、展示されているブレザー全てにベント(ジャケットのお尻部分の切れ込み)がないこと。僕が持っているブレザーはセンターベント(中央部分に切れ込みがある)なのですが、もともとはベントはなかったんでしょうね。
・ライダースジャケット=スポーツウェア
興味深かったのが、こちらの「SPORTS」。
ここらへんの服が「SPORTS」に分類されているのが意外でしたが、よく考えてみると、納得しました。
これはシューティングジャケットなのですが、狩猟って確かにスポーツですよね。
ワッペンがかわいいです。
こちらはハンティングジャケット。
ロックやパンクといったイメージが強いライダースジャケットもスポーツウェア。「モータースポーツ」のときに着る服ですから、考えてみれば当然です。
バブアーのジャケット。アウトドアもスポーツですよね。
・ミリタリーウェアの機能性
「MILITARY」。ミリタリーウェアは男のロマン的な扱いですが、その理由って機能性がとことん追求されているからだと思うんです。
このジャケット、面白い場所にステッチが入っています。
触ってもいいので、こうやって袖を持ち上げてどんな構造になっているのか確かめられます。
面白いパターン。
最後は「WORK」。
・メンズウェアのルーツ
こうやって見てみると、今のメンズウェアは「UNIFORM」「SPORTS」「MILITARY」「WORK」の4つの要素から成り立っていることがわかりました。
僕は誰もが自分に似合う服を簡単に選べるようになる方法を模索し続けているのですが、この展示会で気付いたこともかなり活かせそうです。
開催は来週月曜日までです。僕的にはかなり勉強になったのでとても満足しましたが、展示数がそれほど多いわけでもないので、よほど好きな人でない限りわざわざ足を運ぶ必要はないかもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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