こんにちは。完全に風邪をひいてしまったファッションアナリスト山田耕史(@yamada0221)です。
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当ブログでオススメしている誰にでも似合い、いつまでも着られる「普通の服」をまとめたサイトです。とりあえずこれを選んでおけば、まず間違いはないというアイテムだけを厳選してご紹介しています。
<オススメ人気過去記事>
・1年9ヶ月で驚きの進化
今から1年9ヶ月前の2016年1月にこんな記事を書きました。
山田耕史のファッションブログ: 2030年のファッション業界を予想してみた。
テクノロジーの発展の影響を中心に、今後ファッション業界がどう変わっていくかを予想する、という内容です。
中でもこの記事で僕が注目していたのは 縫製のロボット化。この記事を書いた時点ではアメリカのSoftWear Automationという企業が衣料品製造の完全自動化技術を開発中とのことでした。
全自動で衣料品を生産するロボットミシンは途上国の縫製産業を奪い取る - GIGAZINE
そういえばこの件、どうなったのかなと思い「SoftWear Automation」でググってみると、2017年6月のニュースがひっかかりました。
縫製を完全に自動化したロボットのSoftWear Automationが$4.5Mを調達、海外低賃金労働への依存から脱却へ | TechCrunch Japan
おお、なんか話が進んでる!ということで、更に調べてみると、こんな動画を発見しました。SoftWear Automationの公式プロモーションっぽい動画です。
1分30秒と短く、動いていることに意味があるので是非動画を見ていただきたいのですが、完全自動での服の縫製が実現されているのです。スクリーンショットで下にまとめました。(わかりやすいように順番は入れ替えています)
台にたくさんマウスのボール的なのがあり、それが回って布が動いていきます。
同じように布が動いていく様子。
まだ実物は完成していないのでしょうか。一部はアニメーションでのTシャツの製造工程が説明されています。ひとつの大きな台の上をボール的なのに乗せて布を移動させています。
台の上には様々な機械があり、ミシンで縫製されたり
折りたたまれたりしてだんだんと服になっていきます。
で、出来上がり。ボール的なのが手元まで運んでくれます。
いやー、凄くないですか?昨年から考えると、進化のスピードがかなり早いと感じました。
実は去年、アディダスがロボット工場でスニーカーの生産を開始させています。
動画を見ると、ロボット工場といえどまだ人の手が必要な工程がたくさんあることがわかります。
ですが、SoftWear Automationは人の手を使わず完全自動で服を縫製しています。こちらがSoftWear Automationのサイトです。他にも動画があるので興味がある人は是非ご覧下さい。
・原宿のど真ん中にスニーカー工場が誕生
現在、服の人件費の安い発展途上国でつくって低価格で売るか、先進国でつくって職人の技術や「メイドイン○○」という付加価値をつけて高価格で売るか、のどちらかがほとんどです。
先日、アウトドアフットウェアブランド、KEENが原宿で世界最小のシューズ工場兼ショップを期間限定でオープンさせました。
こちらがロボットの動画です。
このロボットが担当するのはシューズづくりの一部ですが、全ての工程をロボットが行うようになる日は遠くはないでしょう。
・Amazonがファッション界に革命を起こす
ですが、僕はもっと大きな変化が生まれると考えています。特にAmazonは今まで蓄積してきたデータを活かして革命を起こすのではないかと思っています。そのことに関しては明日の記事でまた詳しくご紹介するつもりです。
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