こんにちは。InDesignにちょっと慣れてきたファッションアナリスト山田耕史(@yamada0221)です。
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<当ブログの美味しいところだけをまとめたサイト>
当ブログでオススメしている誰にでも似合い、いつまでも着られる「普通の服」をまとめたサイトです。とりあえずこれを選んでおけば、まず間違いはないというアイテムだけを厳選してご紹介しています。
<オススメ人気過去記事>
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・「解服新書」とは
ファッションには「ファッションテイスト」という、料理に例えると、和食や中華のような「種類」があります。この↓画像に表記しているファッションテイストはごく一部。他にも無数のファッションテイストがあります。
和食の味付けに中華の調味料を使って美味しくするのは素人には難しいなように、ファッションテイストにも相性の良い、悪いがあります。
異なるファッションテイストのアイテムでコーディネートをすると、違和感が生まれる可能性があります。
また、ファッション全体を俯瞰的に見ることになるので、自分がどんなファッションをしたいのか、自分にどんなファッションが似合うのかがわかるようになります。
今までのファッションテイスト解説記事はこちらです。
山田耕史のファッションブログ: 【解服新書】「アメカジ」って具体的にどんなの?【ファッションテイスト徹底解説】
山田耕史のファッションブログ: 【解服新書】今一番人気の「ラグジュアリーストリート」って具体的にどんなの?【ファッションテイスト徹底解説】
山田耕史のファッションブログ: 【解服新書】よく聞く用語、アメトラ/フレンチ/イタリアンって具体的にどんなの?【ファッションテイスト徹底解説】
代表的なファッションテイストのご紹介は今回が最終回です。
・「キレイ目」
ファッションを語るときに「キレイ目」ってよく使われる言葉ですが、イメージがふわっとしててなかなか具体的な説明ってされてこなかったと思います。
なので、「キレイ目」については以前記事にもしましたが(山田耕史のファッションブログ: 【解服新書】キレイ目コーディネートのつくりかた。【新企画】)、今回はそこでご紹介した内容をアップデートして具体的に定義してみます。
・トップスはシャツがメイン
・シルエットは細身
・シンプルなデザイン
・使う色数や少なめで寒色が中心
・基本無地で柄物でもあまり主張がないもの
という感じではないでしょうか。
例えばチェック柄シャツにチノパンツ、スニーカーという組み合わせはコーディネートはラフな印象が強いアメカジの王道コーディネートです。
ですが、上掲の5つの条件を満たしていれば同じアイテムでもかなり上品な印象になります。
マトリクスを見ればわかるように、「キレイ目」はかなり広い範囲をカバーしています。
ジャケットを羽織ればビジネスシーンでも着用可能な、かなり上品なコーディネートになりますし、
粗い天然素材やゆったりとしたシルエットのアイテムを選べば、優しげな印象の「ナチュラル」にも近くなります。
「キレイ目」は基本的に男女を問わず好感度が高いファッションテイストなので、「キレイ目」の条件を覚えておいて損はないかと思います。
なので、「キレイ目」については以前記事にもしましたが(山田耕史のファッションブログ: 【解服新書】キレイ目コーディネートのつくりかた。【新企画】)、今回はそこでご紹介した内容をアップデートして具体的に定義してみます。
・トップスはシャツがメイン
・シルエットは細身
・シンプルなデザイン
・使う色数や少なめで寒色が中心
・基本無地で柄物でもあまり主張がないもの
という感じではないでしょうか。
例えばチェック柄シャツにチノパンツ、スニーカーという組み合わせはコーディネートはラフな印象が強いアメカジの王道コーディネートです。
ですが、上掲の5つの条件を満たしていれば同じアイテムでもかなり上品な印象になります。
マトリクスを見ればわかるように、「キレイ目」はかなり広い範囲をカバーしています。
ジャケットを羽織ればビジネスシーンでも着用可能な、かなり上品なコーディネートになりますし、
粗い天然素材やゆったりとしたシルエットのアイテムを選べば、優しげな印象の「ナチュラル」にも近くなります。
「キレイ目」は基本的に男女を問わず好感度が高いファッションテイストなので、「キレイ目」の条件を覚えておいて損はないかと思います。
・「ビジネス」
「ビジネス」は簡単です。当ブログのファッションテイスト分類では基本的に「ビジネス」=スーツとしています。なので、マトリクスでの範囲も狭めです。
もちろんビジネススタイルで着用できる服はスーツだけではありません。
「ジャケパン」と呼ばれる、テーラードジャケットとスラックスという近年ビジネスシーンでは増えてきていますが、ジャケパンはこのマトリクスでは「キレイ目」と共通のコーディネートとして考えています。
・「モード」
この企画で一番定義が難しかったのが「モード」です。今までご紹介してきたなかで、人によって持っているイメージの差が最も激しいのが「モード」だと思います。
例えば以前ご紹介した「ラグジュアリーストリート」も広義では「モード」になるでしょうし、「アメカジ」や「スポーツ」など、どんなファッションテイストも「モード」となりうる可能性があります。
なので、今回ご紹介する「モード」はかなり狭義の「モード」で、今後の「モード」は(狭義の)が付くと考えて読んでいただけるとありがたいです。
「モード」の祖は80年代のDCブランドブーム。
山田耕史のファッションブログ: 「円高」がDCブランドブームの火付け役?【書評】「バブル文化論」
↑の記事でも触れていますが、当時はコムデギャルソンやヨウジヤマモトといった日本のデザイナーズ(Designer's)ブランドが相次いでパリに発表の場を移し、徐々に欧米での評価を獲得しつつ、日本ではデザイナーズブランドの影響を受けたキャラクター(Character)ブランドが爆発的な人気を集めます。
当時のDCブランドのデザインで最も特徴的だったのが、「カラス族」と称された黒ずくめのコーディネート。
「モード」の一番の特徴も黒ずくめ、あるいは黒をメインにしたコーディネートです。
また、シルエットやディティールが個性的なのも「モード」の特徴です。
シルエットが極端に細かったり太かったり、丈が極端に長かったり短かったりと、一般的ではないデザインのアイテムが「モード」ブランドではよく見られます。
いつの時代も「モード」に惹かれる人は必ずいますし、僕もそのひとりだったんですが、「モード」が似合う人はかなり限られますし、人によっては好き嫌いがかなり分かれる、というか好きな人が結構限られるファッションテイストです。
なので、「モード」を着たくて仕方がない人でもない限り、あまりオススメしないファッションテイストです。
ということで、今まで4回に渡って代表的なファッションテイストのご紹介をしてきました。今後はどういったアイテムを選べばそれぞれのファッションテイストが完成するのかを具体的にご紹介する予定です。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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