こんにちは。自分が着たい・似合う服が簡単に選べる「ファッションのトリセツ」を製作中の 山田耕史(@yamada0221)です。
←LINE@でブログの更新をお知らせします。
<当ブログのオイシイところだけをまとめたサイト>
当ブログでオススメしている誰にでも似合い、いつまでも着られる「普通の服」をまとめたサイトです。とりあえずこれを選んでおけば、まず間違いはないというアイテムだけを厳選してご紹介しています。
<オススメ人気過去記事>
<ワークマン公式オンラインストアで連載が始まりました!>
プロが伝授!ワークマンでカジュアル!普段着コーデ 山田耕史ファッションブログ|ワークマン 公式オンラインストア
・あの大御所も受賞している毎日ファッション大賞
毎日ファッション大賞という賞をご存知でしょうか。
第35回毎日ファッション大賞 MAINICHI FASHION GRANDPRIX
公式サイトではこう説明されています。
毎日ファッション大賞は、ファッションに携わる人々の優れた業績を称えるとともに、新たな才能を発掘し、より充実したファッション情報の発信を続けることで、ファッション界のさらなる振興および文化の育成に貢献していきたいと考えています。
おそらく、日本国内で一番権威のあるファッション関係の賞だと思います。
1983年の第1回は、コムデギャルソンのデザイナー、川久保玲さんが大賞を受賞しました。
過年度受賞者(第1回~第10回)|毎日ファッション大賞 MAINICHI FASHION GRANDPRIX
その後の受賞者は、山本耀司さん、三宅一生さんなどの日本ファッション界の大御所から最近ではアンダーカバーの高橋盾さんやsacaiの阿部千登勢さん、昨年はHYKEの吉原秀明さんと大出由紀子さんなど、錚々たる面々です。
この顔ぶれを見てわかる通り、毎日ファッション大賞の受賞者はアーティスティックな作風のクリエイター系ファッションデザイナーが中心でした。
そんな毎日ファッション大賞に、今年はオールユアーズというブランドがノミネートされました。
「第36回 毎日ファッション大賞」のために1000人の共犯者を作りたい! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
・オールユアーズが目指すのは「インターネット時代のワークウェア」
オールユアーズは「LIFE SPEC」をコンセプトに、日常で感じるストレスを無くすプロダクトを開発しており、「仕事中はストレスが無く、ちゃんと見えて、日常生活ではリラックスして、気にせず着られる」「インターネット時代のワークウェア」を目指しているそうです。
オールユアーズのこと | ALLYOURS
実は半年ほど前に、ご縁があってオールユアーズの代表の木村昌史さんとお話する機会がありました。
僕の友人が木村さんにご相談したいことがあり、木村さんとはツイッターで繋がっていた僕は友人と木村さんの橋渡し役として同席したのですが、木村さんの考えに共感することが多々ありました。
特にプロダクト。水を弾いたり、すぐに乾いたりと機能性が高いのに、デザインはベーシック。もし僕がモノづくりに興味があったら、木村さんみたいなことをやってたかも、と思うくらいです。
ALLYOURS ONLINE SHOP
・「クリエーション」の意味が変わりつつある
これを見ておわかりになると思いますが、オールユアーズのプロダクトは今までの毎日ファッション大賞受賞者が手掛けるプロダクトと全く性格が違います。
オールユアーズの商品にはコムデギャルソンやイッセイミヤケのようなアーティスティックさはありません(普通のジーパン自体がアーティスティックだ、なんて言い出すと話がややこしくなりますが笑)。
ですが、そんなオールユアーズが2018年の今、毎日ファッション大賞にノミネートされたということは、服のクリエイションの意味が変わりつつあることを表しているのではないでしょうか。
僕が感じるオールユアーズの最大の魅力は、シンプルさです。
よく伸びる服。すぐに乾く服。そういった機能は特に真新しいものではありません。
ですが、
①誰にでも着られるベーシックなデザインのアイテムに
②生活が便利になる機能を付与し
③それをわかりやすく表現し
④クラウドファンディングで共感者を募る
という、とてもシンプルだけど今まで誰もやってこなかった新しいこのビジネスモデルがクリエイティブだ、と毎日ファッション大賞の選考・推薦委員の方は思われたのではないでしょうか。
選考について|毎日ファッション大賞 MAINICHI FASHION GRANDPRIX
もちろんコムデギャルソンやイッセイミヤケのようなアーティスティックな服の価値は今後も変わらずあり続けるでしょう。
ですが、今回オールユアーズが毎日ファッション大賞にノミネートされたことは、「クリエーションってなんだっけ?」というファッションの価値観の根本を見つめ直す機会になると思います。
・デザインと機能、どちらも楽しむファッション
僕はデザイン性は高いけれど実用性はあまりないコムデギャルソンの服が大好きです(ちなみに木村さんもコムデギャルソンの大ファンだそうです)。
— 山田耕史 ファッションのトリセツ/”普通の”40代以上の男性のためのカジュアルファッションマニュアル (@yamada0221) 2018年6月8日
ですが、ワークマンやグンゼレギンスパンツのような機能性の塊みたいな服も大好きです。
今日はPC不要なので手ぶらでお出かけ。ワークマンのマルチポケットベストの内ポケットに文庫本を忍ばせてます。 pic.twitter.com/PrJBHf0acn— 山田耕史 ファッションのトリセツ/”普通の”40代以上の男性のためのカジュアルファッションマニュアル (@yamada0221) 2018年5月17日
今日もグンゼのレギンスパンツ穿いてお仕事します!勿論PC作業中もノンストレス。 https://t.co/YRt5vaFINi pic.twitter.com/HdM6lTY1aw— 山田耕史 ファッションのトリセツ/”普通の”40代以上の男性のためのカジュアルファッションマニュアル (@yamada0221) 2016年10月27日
今までファッション誌などではずっとデザイン性が重視されてきました。機能性重視の服はあまりファッション誌では扱われず、スポーツ・アウトドア系やモノ系雑誌などが中心でデザイン的な視点ではあまり語られてきませんでした。
ですが、オールユアーズが今回ノミネートされたように、ファッションの価値観は今、大きく変化しつつあると思います。
僕はこのブログや今後展開予定の有料note、有料メルマガなどを通してデザイン性も機能性も大事にしたファッションの楽しみ方をご紹介してきたいと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございました!
←LINE@でブログの更新をお知らせします。
ファッションに関する質問はPeingでお気軽にどうぞ。
ファッションネタはTwitter(@yamada0221)でも呟いていますのでよろしければフォローしてみて下さい。
Instagramでは育児やロードバイクなど、プライベートネタが中心です。
不定期ですが育児ブログも書いています!
この記事を書いた人
山田耕史
詳しいプロフィールはこちら
最後までご覧いただきありがとうございました!
←LINE@でブログの更新をお知らせします。
ファッションに関する質問はPeingでお気軽にどうぞ。
ファッションネタはTwitter(@yamada0221)でも呟いていますのでよろしければフォローしてみて下さい。
Instagramでは育児やロードバイクなど、プライベートネタが中心です。
不定期ですが育児ブログも書いています!
この記事を書いた人
山田耕史
詳しいプロフィールはこちら