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オシャレになりたいんじゃない。「さりげなく、ありたい」んです。



こんにちは。自分が着たい・似合う服が簡単に選べる「ファッションのトリセツ」を製作中の 山田耕史​(@yamada0221)です。

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・超オススメの今月号のポパイ


今月号のポパイ、面白いです。

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あまりに良過ぎてdマガジンで読んだのにリアル雑誌も買ってしまったくらいです。



dマガジンで読んだのにリアル雑誌も買ってしまう、ということはなかなかありませんね。去年のブルータスのファッション特集もdマガジンで読んだのにリアル雑誌も買いましたが、やはりポパイとブルータスのファッション特集は熱が入っていて楽しいです。

 ​BRUTUS(ブルータス) 2017年 10/1号[場所 人 服 似合うの決め手。]

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山田耕史のファッションブログ: なぜオシャレはダサいのか?ブルータスを読んだら理由がわかりました。


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・マイ・ウェイみたいなものはあんまりない、あるけどない


今月号のポパイも去年のブルータス同様、興味深いネタがたっぷりなので、何回かに分けてご紹介しようと思います。

特集の「みんなのマイ・ウェイ」はもちろんファッションについてのマイ・ウェイ。自分らしさ、という意味でしょう。

特集後半に、「なんでもない服が着たいんだ」というページがあり、「CHATTING」と題されたポパイのファッションディレクターである長谷川昭雄さんと数名のスタイリストさんとの対談、というか雑談が掲載されています。

そのなかの、白山春久さんとの「マイ・ウェイ」についてのトークが面白かったので、特に感銘を受けた部分を抜粋してご紹介します。


長谷川:例えば「肩にセーターをかける」みたいなことがマイ・ウェイだ、なんて作った本人としては、というかだからこそ言うのはイヤじゃないですか。
(中略)
長谷川:あんまり自分の好みを世間に知られたくないというか。「俺は肩にセーターをかけるのがマイ・ウェイだ」みたいなことは(笑)。
白山」言いたくないね。振り切ってウェスタンブーツしか履かない、っていうのは面白いと思うけど、肩にかけるっていうのはイヤだよね(笑)。いい感じだからかけているけど、これについては暑くて脱いだだけですよってことにしておきたいよね。そりゃそうだ。
長谷川:だからやっぱり、マイ・ウェイみたいなものはあんまりない、あるけどないっていうのがいいんでしょうね。
白山:そうかもね。男のファッションなんて、そのくらいでちょうどいいんだろうね。


・さりげなくありたいがために、さりげなくないことをする


このトーク、共感しきりでした。そうなんですね。実はこだわっているんですが、こだわりっていることがバレるのって凄く恥ずかしいんです。

特集の冒頭でユナイテッドアローズの栗野宏文さんのインタビューが掲載されているんですが、栗野さんもこう仰っています。

僕の場合さりげなくありたいがために、ちっともさりげなくないことを山ほどしてる。こうやって解説するのもダサいんですけどね(笑)

いや、ほんとほんと。僕なんて長ズボンはいつもロールアップしているんですが、折り返す回数は試行錯誤しまくりですよ。で、出掛けてからやっぱりもうひと折りしたいなと思っても、街中で折り直すのが恥ずかしいからあまり人がいないところでこっそり折り直したり。

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・どうやったらさりげないようになれるんだろう?


ファッションの楽しみ方は自由です。人気のブランド物を着てドヤったり、最先端のトレンドアイテムを着て注目を集めたりと、その人に合った無数の楽しみ方があると思います。

ですが僕個人的には栗野さんと同じように、さりげなくありたいなぁと思っています。ギャルソンのど派手な服とか、どう考えてもさりげなくならなさそうな服でも、さりげなく着たい。



お洒落という言葉はあまり好きではないんですが、もしかしたら僕にとってのお洒落って、どうやったらさりげないようになるかを追求することなのかもしれません。

そう言いながら、こうやってファッションのブログを書いていることなんてまったくさりげなくないですから、言ってることとやってることは壮大に矛盾しているんですけどね笑。


でも、さりげなくありたいですね笑。

最後までご覧いただきありがとうございました!



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