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メンズファッション誌で打線組んだ。



風邪が治らない山田です。

こんにちは。



先日アップした「打線組んだ」シリーズ。

山田耕史のファッションブログ: メンズセレクトショップで打線を組んでみた(コーディネイト画像付き)。

嬉しい事に以前から購読していた関西を中心に商業施設の画像をアップしているブログ、

fragmentsさんがレディスバージョンをアップしてらっしゃいます。

レディスセレクトショップで打線を組んでみた(コーディネイト画像付き)。 | fragments

(↑面白いので必見です。)


で、今回は調子に乗って第二弾。

今度はメンズファッション誌。

対象は今私が勤務している会社で定期購読している雑誌です。

経費を湯水の如く使える訳ではないので

定期購読をする雑誌は定期的にミーティングを開き

業務に使える、使えないを精査しています。

単純に読んでいて面白い雑誌は他に沢山あると思いますが、

今回は残念ながら対象には入らなかったという事をご了承下さい。




さて、では打順です。



1 (遊) Samurai ELO

2 (二) カジカジ

3 (三) OCEANS

4 (一) POPEYE

5 (中) Begin

6 (右) Gainer

7 (左) LEON

8 (捕) OUTDOOR STYLE GO OUT

9 (投) MEN'S KNUCKLE




では各打者の解説です。

1 (遊) Samurai ELO



当ブログで最も取り上げているメンズファッション誌です。

山田耕史のファッションブログ: セレクトショップ人気をガチ調査。Samurai ELO1月号の特集が面白い。

山田耕史のファッションブログ: 天下のユニクロに喧嘩を売ったsamurai ELOのユニクロ特集が素晴らしい。

山田耕史のファッションブログ: ※ただしイケメンに限る と言われないモテファッションとは!?

世界的大企業だろうと

有名セレクトショップだろうと容赦しないその辛口さは

他の雑誌の追随を許しません、

というか他の雑誌は別に追随してもないでしょうが。

これからも歯に全く衣を着せない企画で

楽しませて欲しいと思います。


2 (二) カジカジ



関西発のファッション誌で

以前アメリカ村を中心に一大ムーブメントを起こした

古着文化をベースにしたスタイルが特徴です。

関西らしい個性的な被写体のストリートスナップや

関西を地盤とするドメスティックデザイナーのインタビューなど、

東京の雑誌ではなかなかお目にかからない

オリバーソースのような味の濃さが魅力です。


3 (三) OCEANS



ショップスタッフやプレスなど、業界関係者を山ほど起用した

ストリートスナップ風スナップが特徴です。

当ブログの以前のエントリでスニーカーのトレンドを占う上で参考にしたように、

山田耕史のファッションブログ: new balanceの次に流行るスニーカーはVANS、その次はNIKEに決定!

時代の一歩先を行くトレンドを知りたい場合はお薦めの雑誌です。


4 (一) POPEYE



ここまで編集者の気合を感じる雑誌は

なかなか無いのではないでしょうか。

以前当ブログでもご紹介しましたが

山田耕史のファッションブログ: 広告ページまで気合が入ったPOPEYE8月号に乾杯。

「シティボーイ」をテーマに

細部まで拘った内容は毎月届くのが楽しみになる程です。

が、今はシティボーイが日本のメンズファッション市場で

一大トレンドとなっているので問題無いのでしょうが、

このトレンドが過ぎ去ったらPOPEYEはどうするんでしょう?

ちょっと不安になったりもします。

が、これだけ気合の入ったPOPEYEなら大丈夫でしょう!(根拠なし)


5 (中) Begin



男心をくすぐる薀蓄を満載し、

「Begin君」という言葉まで生まれるくらいの

一大旋風を巻き起こした誌面の充実っぷりは今も健在です。

今のトレンドを(ちょっと斜めからの視点で)面白く解説してくれる「ナウのれん」や

話題になるアイテムをいち早くキャッチしている

巻頭の「Begin Best 10」など

人気の連載陣はかなり参考になります。


6 (右) Gainer



女子ウケをかなり意識した企画内容や

やたら登場する女性モデルに

チャラいイメージを抱きがちなGainerですが、

以前取り上げたロールアップの超深堀り特集や

山田耕史のファッションブログ: 「ロールアップ」を特集でまさかの10ページ!のGainer6月号。

有名企業のクールビズへの取り組みをまとめた特集など、

実は面白い企画を多数出しています。


7 (左) LEON



ちょいワルおやじで一世を風靡したLEON。

バブリーっぷりは相変わらずで

LEONのメインキャラクターである

ジローラモがお薦めするデート特集の記事では

大阪で食事をしたあと、一杯飲みに行くなら京都まで行きましょ!
新幹線なら15分だし、タクシーでも1万5000円くらいだからね。
(2013年11月号P.125)

と、ちょっと一杯飲みに行く交通費だけで

普通のサラリーマンの小遣いの大半が

吹っ飛ぶような驚愕の内容になっています。

Gainerと同じくかなり多数のページで

女性モデルが絡んでいるチャラさも健在。

部数がはかなり出ているらしく、

どういった層が読んでいるのか気になる雑誌です。


8 (捕) OUTDOOR STYLE GO OUT



アウトドアスタイルを中心としたライフスタイル寄りのファッション誌です。

アウトドア系ブランドデザイナーのインタビューや

フェスや自転車、釣りなどのアウトドアに隣接する

カルチャーやスポーツの特集や連載など、

好きな人は大好きな内容です。

私は好きです。


9 (投) MEN'S KNUCKLE



ガイアが俺にもっと輝けと囁いているでご存知MEN'S KNUCKLE。

↑の表紙を見てもお分かりの通り

独特のキャッチコピーは今でも健在です。

men's egg無き今、

山田耕史のファッションブログ: men's eggが休刊に追い込まれた理由は何だったのか?

お兄系ファッションを引っ張る雑誌となったので

今後の活躍に期待、

と言ってもそんなに変わらないでしょうし

変わってもなんか嫌ですね。


さて、今回は売上げ好調のsmartやSAFARI、

メンズファッション誌の代名詞的存在のMEN'S NON-NOは選外となっているので

異論はあると思いますが、

完全なる私の好みの打線という事でご勘弁願います。

MEN'S NON-NOはもっと面白い企画をやって欲しいのですが、

それをやらないのがMEN'S NON-NO、という感じになっているのですかねぇ。

まぁそういうカラーの雑誌もありですよね。

全部が全部とんがった企画のファッション誌ばかりでもなんだかですし。

でも、毎月仕事で沢山のファッション誌に目を通さなければいけない身としては

たまには気分の転換になる面白い企画を載せてくれる雑誌は

ありがたいですし応援したくなりますね。









※注
ここで述べられている内容は書き手の所属する組織・団体の主張を
代表・代弁するものではなくあくまでも筆者一「個人」としてのものです。