こんにちは。
最近家のPCの調子が悪く、
マックブックエアを購入してマックデビューをしてしまおうか迷っている山田です。
先日ユニクロのチラシで毎夏恒例となったステテコを眺めていたら
引っ掛かる事がありました。
私が気になったのはこちら。
「今年は便利なポケット付!」
というキャッチコピー。
そもそもステテコって下着なんだから
ポケットが付いたらそれはもうステテコではなくなってしまうのではないでしょうか。
ていうかそもそもステテコって何だ?
色々疑問に思ったので調べてみました。
Wikipediaによると
ステテコ - Wikipedia
オシャレなステテコを発売しているステテコ研究所のウェブサイトには
画像付きの解説がありました。
ステテコとは|steteco.com
服飾関係者御用達、文化出版局のファッション辞典では
下着のカテゴリにこのような記述。
どちらもポケットに関しての言及はありませんが、
ズボン下という別名もあるように
下着として扱われているのでポケットは無いのが通常のようです。
(だからこそユニクロは広告でわざわざ「今年はポケット付」とアピールしているのでしょうが)
しかし、ユニクロのウェブサイトの着用例を見ていると、
まるで出自が下着とは思えないような外着っぷり。
画像引用元:https://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/stetecorelaco/men/
この画像を見てこのボトムスがステテコであると
わかる人はゼロではないでしょうか。
というかそもそもこのアイテムをステテコと呼ぶ必要性はあるのでしょうか?
なんて思いながらまたチラシを眺めていると、
気が付いた事がありました。
「ズボン下に最適」というキャッチコピーが付いた
エアリズムとドライメッシュ素材のステテコはポケットが付いていないのです。
画像引用元:https://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/stetecorelaco/men/
わざわざポケットが付いていない事の注意書きもあります。
こちらの2つのアイテムの着用画像は下着感バリバリ。
画像引用元:https://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/stetecorelaco/men/
こちらは従来の下着用途としての打ち出しをしているようです。
という事で、
ユニクロは用途に合わせて2種類のステテコを作っていました。
メインで打ち出しているステテコは明らかに従来の下着というカテゴリを超え、
ジーンズやチノパンツと同じ様なボトムスの一種類になっています。
このような事は服飾の歴史から見ると珍しい事ではありません。
例えばシャツもステテコ同様元々は下着のカテゴリに属しており、
大の大人がシャツ一枚だけをトップスに着て外を出歩くなんて事は考えられませんでした。
同じようにステテコも下着から外着に進化を遂げるのでしょうか。
今、ステテコの進化の行く末を決定する力があるのは
圧倒的な情報発信力と販売力のあるユニクロでしょう。
来年以降ユニクロがステテコをどのように進化させるのか。
あるいは退化させるのか。
楽しみです。
私が気になったのはこちら。
「今年は便利なポケット付!」
というキャッチコピー。
そもそもステテコって下着なんだから
ポケットが付いたらそれはもうステテコではなくなってしまうのではないでしょうか。
ていうかそもそもステテコって何だ?
色々疑問に思ったので調べてみました。
Wikipediaによると
ステテコ - Wikipedia
ステテコ(suteteko)とは主に男子が着用する、裾が股より長く膝下丈まであるズボン下である。猿股や股引とは違い、幅広で肌に密着しない。パンツの外、ズボンの内に穿く。汗を吸着したり滑りをよくしたりする役目もあり、ズボンを傷めにくくする効果があるほか防寒効果もある。
着物や袴の下に穿く下着として、明治以降の日本の近代化に伴い全国的に普及した。素材は綿の平織りで、横糸に強撚糸をつかい織り上げ、一旦大きくちぢめてから、このちぢみ生地を100〜120cmに成形した生地をクレープ生地と呼ぶ。表面にアコーディオン状の凹凸があるのが特徴で、凹凸が肌への接地面積を少なくし、吸汗、速乾、涼感に優れた生地。またこの作業工程の生地を大きく縮める際に、不純物などを取り除く作業があり、その作業工程を晒し工程と呼び、一般には真っ白の生地に出来上がる。精錬作業の後の色は白が基準であるが、精錬後に生地を染めた黒や灰色など様々な色がある。ポリウレタンを混紡した物などや、100〜120cmの成形段階で生地の伸縮率が変わってくる。締め付けの強いボクサーブリーフ状やゆったりとした穿き心地のトランクス状のステテコが存在する。 商品用途としては、主にナイトウェア・パジャマやインナーウェアなどに用いられるが、近年ではファッション商品の生地に使われて注目を集めている。(ステテコ、U首シャツ、前開きシャツ、ランニング、ロングボクサーブリーフ、ボクサーブリーフ、スパッツ、レギンス)
戦後、繊維業が隆盛となった日本では高温多湿の気候に合わせて素材や織りを工夫した楊柳クレープやキャラコ織の物が登場した。長年、中高年の男性によってインナーとして使用されており、メーカー各社が無地白色のものを中心に販売している。また、柄がプリントされたステテコも発売され、夏のルームウェアとして人気を集めている。このプリントされたステテコの購買層は長らく中高年の男性が中心であったが、2008年頃より、よりデザイン性がもたされた商品が発売され、女性や若者にもステテコ人気が拡大している。
オシャレなステテコを発売しているステテコ研究所のウェブサイトには
画像付きの解説がありました。
ステテコとは|steteco.com
服飾関係者御用達、文化出版局のファッション辞典では
下着のカテゴリにこのような記述。
どちらもポケットに関しての言及はありませんが、
ズボン下という別名もあるように
下着として扱われているのでポケットは無いのが通常のようです。
(だからこそユニクロは広告でわざわざ「今年はポケット付」とアピールしているのでしょうが)
しかし、ユニクロのウェブサイトの着用例を見ていると、
まるで出自が下着とは思えないような外着っぷり。
画像引用元:https://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/stetecorelaco/men/
この画像を見てこのボトムスがステテコであると
わかる人はゼロではないでしょうか。
というかそもそもこのアイテムをステテコと呼ぶ必要性はあるのでしょうか?
なんて思いながらまたチラシを眺めていると、
気が付いた事がありました。
「ズボン下に最適」というキャッチコピーが付いた
エアリズムとドライメッシュ素材のステテコはポケットが付いていないのです。
画像引用元:https://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/stetecorelaco/men/
わざわざポケットが付いていない事の注意書きもあります。
こちらの2つのアイテムの着用画像は下着感バリバリ。
画像引用元:https://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/stetecorelaco/men/
こちらは従来の下着用途としての打ち出しをしているようです。
という事で、
ユニクロは用途に合わせて2種類のステテコを作っていました。
メインで打ち出しているステテコは明らかに従来の下着というカテゴリを超え、
ジーンズやチノパンツと同じ様なボトムスの一種類になっています。
このような事は服飾の歴史から見ると珍しい事ではありません。
例えばシャツもステテコ同様元々は下着のカテゴリに属しており、
大の大人がシャツ一枚だけをトップスに着て外を出歩くなんて事は考えられませんでした。
同じようにステテコも下着から外着に進化を遂げるのでしょうか。
今、ステテコの進化の行く末を決定する力があるのは
圧倒的な情報発信力と販売力のあるユニクロでしょう。
来年以降ユニクロがステテコをどのように進化させるのか。
あるいは退化させるのか。
楽しみです。
ここで述べられている内容は書き手の所属する組織・団体の主張を
代表・代弁するものではなくあくまでも筆者一「個人」としてのものです。