こんにちは。
専門学校時代に購入し10年以上愛用していたペンタブレットが壊れてしまい
涙目のファッションアナリスト山田耕史(@yamada0221)です。
私が勤務するココベイ株式会社では年に4回トレンドセミナーを開催しており、
その第6回が9月25日に開催されます。
売れるファッション企画 ココベイ株式会社 ファッションセミナー
レディス、メンズのトレンド解説と
シニアファッションのリサーチレポートを行っているのですが、
その中で私は毎回シニアのメンズストリートリサーチの資料作成を担当しています。
銀座、東京駅、世田谷の3箇所で各300枚以上、
レディスと合計すると3000枚を上回る数の60代以上のシニアを撮影した
スナップ画像を選別し着用しているアイテムやカラー、素材などを集計し、
客観的な数字ベースでシニアファッションの流れを分析します。
具体的な内容はセミナーで発表しますが、
今回はそれ以外に興味深かった点があったのでご紹介します。
それはシニアファッションに対するヤングトレンドの影響が強まっている事です。
例えば14SSメンズのヒットアイテムのひとつとして挙げられる
ホワイトカラーパンツやサマーニット。
http://zozo.jp/coordinate/?ts=1&sid=899&st=&stid=&cdid=1000416
http://zozo.jp/coordinate/?ts=1&sid=49&st=&stid=&cdid=1678471
今回のストリートリサーチでは
これらのトレンドアイテムをいち早く取り入れているシニアが増加していました。
また、ヤングトレンドではやや失速した感のあるプロデューサー巻きですが、
http://zozo.jp/coordinate/?ts=1&sid=49&st=&stid=&cdid=1821976
シニアではまだ現役のようです。
トレンドアイテムがヤングに登場してから
シニアに波及するまでのタイムラグも気になります。
ヤングでは既に定着した感のある
カットソー素材のテーラードジャケット。
http://zozo.jp/coordinate/?ts=1&sid=64&st=&stid=&cdid=893786
シニアでは今年の春夏にやっと本格的に拡大しつつあるようです。
一見、十年一日のように変化が感じられないシニアマーケットですが
実際に分析してみるとなかなか奥が深いです。
今回ご紹介したのはメンズだけですが、
セミナーではメンズよりもバラエティ豊かなレディスのプレゼンテーションもあります。
ご興味のある方はココベイ株式会社のウェブサイトを是非ご覧下さい。
売れるファッション企画 ココベイ株式会社 ファッションセミナー
最後までご覧いただきありがとうございました!
ファッションネタはTwitter(@yamada0221)でも随時呟いていますのでよろしければフォローしてみて下さい。
このエントリを書いた人
山田耕史 詳しいプロフィールはこちら