こんにちは。
中学生の時に美術で2を取った事のある
ファッションアナリストの山田耕史(@yamada0221)です。
今回は最近読んで面白かった本の紹介です。
良いタイトルです。
著者は水野学氏。
くまもんのキャラクターデザインや
NTTドコモのiDのブランディングで知られるクリエイティブディレクターです。
まず、センスの定義として
「センスのよさ」とは、数値化できない事象のよし悪しを判断し、最適化する能力である(P.18)
とし、今後のビジネスにおけるセンスの大切さや
どうすれば知識をベースにセンスを磨くのかについて述べられているのですが、
私の心に残ったのはPart4の「センス」で、仕事を最適化するで紹介されている
「センスのもととなる知識を効率よく増やすコツ」です。
そのコツは
1 王道から解いていく
2 今、流行しているものを知る
3 「共通項」や「一定のルール」がないかを考えてみる
の3つのプロセスから成っており、
具体例として
「もし、チョコレートの商品開発担当者になったのなら?」という案件を挙げています。
「もし、チョコレートの商品開発担当者になったのなら?」という案件を挙げています。
その方法を簡潔に書き出すと
1 ベルギーやフランスなどの高級チョコレートやロングセラー板チョコなど、
王道のチョコレートに関する知識を紐解いてみる
2 最近発売された流行のチョコレートを知る
3 いろいろなチョコレートを知った上でそれらの共通項を考え、
なぜこのデザインなのかという疑問を見つける
4 疑問から仮説を導き出す
5 仮説を検証し、結論に結びつける
という感じです。
確かにこうやって見てみると、
センスの無い素人にもそこそこのレベルのものは出来そうな気がします。
特にファッション業界は感性が必要な仕事だと一般的に思われがちですが、
この本に書かれているように、
基本をしっかりと押さえ、時系列の流れを論理的に理解していれば
おおよその業務はクリア出来ると思います。
ファッション業界を志望しているクセに自分のセンスが無い事がコンプレックスだった
過去の自分に送りたい本だと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました!
ファッションネタはTwitter(@yamada0221)でも随時呟いていますのでよろしければフォローしてみて下さい。
このエントリを書いた人
山田耕史 詳しいプロフィールはこちら
この本に書かれているように、
基本をしっかりと押さえ、時系列の流れを論理的に理解していれば
おおよその業務はクリア出来ると思います。
ファッション業界を志望しているクセに自分のセンスが無い事がコンプレックスだった
過去の自分に送りたい本だと思いました。
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