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一流デザイナーの服でどれだけオシャレになれる?第1回チキチキ「ユニクロ」VS「+J」シャツ対決!



こんにちは。

オフィスでバランスボールを使い始めたら体幹が鍛えられた気がしている

ファッションアナリスト山田耕史(@yamada0221)です。




先日復刻されて変わらずの人気の高さを見せつけた

ユニクロの+J。


http://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/plusj/men/

+Jのウリと言えば勿論、90年代を席巻したミニマリズムの旗手である

デザイナー、ジルサンダーのデザインである事。

つまりそのデザイン性です。

では実際に通常のラインのユニクロと+Jを着比べたらどうなのか?

私が着用して比べてみました。

以下結構長々と書いてしまったので先に結果を記しておきましょう。

実際に着用してみると

ユニクロと+Jの違いは殆ど感じられませんでした(山田耕史調べ)


では着用比較をご覧下さい。

・ユニクロ自信の完成度、オックスフォードシャツ

今回比較として選んだアイテムはシャツです。

まず、通常ラインのユニクロ代表はオックスフォードシャツ。


http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/127994

ユニクロがこの商品に入れている力はこの画像を見てもわかると思います。


http://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/casualshirts/men/#fC06

商品のクオリティは1990円とは思えないレベル。

生地も縫製もハイクオリティです。

余程の服好きでない限り、この商品で事足りると思います。

襟はオーセンティックなボタンダウン。



生地はしっかりとしたオックスフォード素材で適度なシャリ感があります。

私は夏場の休日にアウトドアで遊ぶ時もこのオックスフォードシャツを着用していましたが、

真夏の暑さでも生地が肌に張り付かず快適でした。



で、実際の着用画像がこちら。





着用した印象は「至って普通のオックスフォードシャツ」。


因みにボトムスもユニクロのデニムです。

が、こちらのアイテムは購入したのが数年前の為、

今発売している商品とはスペックが違っているかもしれません。

・ジルサンダーらしいミニマルデザインの+J


+J代表として選んだのはこちら。


http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/134555

エクストラファインコットンスリムフィットシャツ(長いw)です。



全体的にはシンプルなデザインですがコンパクトな襟のフォルムと



さり気ない脇の切替がジルサンダーらしい、と私は思っています。



着用してみましょう。





如何でしょうか。

先程のユニクロのオックスフォードシャツと並べてみましょう。





左がユニクロのオックスフォードシャツ、

右が+Jのエクストラファインコットンスリムフィットシャツです。

どちらも同じLサイズなのですが、+Jの方が一回り大きいかな、という印象、

…くらいしか差が無いような気がします。

撮影を担当してくれた妻に客観的な評価をしてもらいましたが、

「違いがわからない」

というコメントでした。

・よりデザイン性が強い柄アイテムならどうか?


同じ無地アイテムでは比較が難しいかなと思っていたので

柄モノも購入しておきました。

それがこちら。


http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/136414

エクストラファインコットンレギュラーフィットチェックシャツ(更に長いw)です。

かなり小さなギンガムチェック柄が印象的なこのアイテム。



先程のエクストラファインコットンスリムフィットシャツとは違い、

襟がボタンダウンになっています。



脇の切替ディティールは同じです。



着用画像はこちら。





先程同様並べてみましょう。



左から

ユニクロ オックスフォードシャツ、

+J エクストラファインコットンスリムフィットシャツ

+J エクストラファインコットンレギュラーフィットチェックシャツです。



如何でしょうか。

…やはり私には殆ど違いが感じられません。

エクストラファインコットンスリムフィットシャツと

エクストラファインコットンレギュラーフィットチェックシャツは

シルエットが違う筈なのですが、その違いはあまり感じられませんね。

・自己満足の世界?

撮影を終えてから、

「シンプルなデザインのアイテムでは比較が難しかったか?」

だったり、

「+Jのアイテムはそれ相応のデザイン性のあるボトムスを合わせなければ映えないでは?」

だったり、

「シャツにちゃんとアイロンを当てておけば良かった」

だったり、

「そもそもモデルが悪い?」

などなど、色々思う事はありましたが、

当初自分ではユニクロと+Jはもっと違いがあると予想していました。

というより、自宅の鏡の前で試着している時私としてはユニクロと+Jの違いは明確で、

同じ白シャツでもユニクロと+Jとでは

コーディネイトするボトムスやアウターなどを変えないとしっくり来ません。

が、今回写真を撮って客観的に見比べてみるとこの結果。

今まで自分がコーディネイトを決める時に色々考えていたのは

何だったのかなー、と思ってしまいました。

勿論もっとデザイン性の高い服になると印象は違って来るのでしょう。

が、シンプルなアイテムでは

ユニクロと+Jの違いは殆ど感じられませんでした(山田耕史調べ)

というのが今回の結論です。


最後までご覧いただきありがとうございました!

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