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「どんな自分になりたいか」という、新しい服の選び方を提案します。






こんにちは。食洗機が欲しいファッションアナリスト山田耕史(@yamada0221)です。

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<山田耕史のファッションブログ オススメ人気過去記事>
ファッションなんてカンタンです。格好良い服を着るのではなく、ダサい服を着なければいいのです。
  
  


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・あいまいな服を選び方​



あなたは何を基準に服を選んでいますか?

「なんとなく」という人は少なくないと思います。

では何故あなたは「なんとなく」服を選んでしまうのか。

それは​ 今までファッションの理論的な説明をされて来なかったから​です。

ファッションを語る上で今までよく使われてきたのが「トレンド」や「センス」という言葉です。

ですが、​ ​マスメディアの影響力が低下した今、「トレンド」は価値を失い続けていますし(詳しくは山田耕史のファッションブログ:「記号消費」の終焉と、つながりを生む「自分らしいファッション」の始まり。をご覧下さい)、​「センス」という言葉は今までファッション業界がファッションを理論的に分析もせず、顧客に説明もして来なかった怠慢を誤魔化している事の現れです。


・「こうなりたい」をファッションで実現​



僕は「トレンド」や「センス」とは全く別の価値観でファッションを楽しめる方法を模索してきました。そして思いついたのが​「こうなりたい」という思いをファッションで実現させる、という事です。

ファッションは自己表現の道具です。ですが、​どうすれば自己表現が出来るのか、今まで理論的に説明される事はほぼ無かったと思います。

今回はアイテムが持つ印象を分析し、「なりたい自分」を実現させるマトリクスを作ってみました。

・アイテムの持つ印象​



アイテム(服の種類)にはそれぞれ印象があります。

例えば同じホワイトのシャツの上に羽織ったアウターでも



テーラードジャケットと



ワークジャケットではかなり印象が違うと思います。



​テーラードジャケットは「賢そう」「しっかりしてそう」という印象が、



​ワークジャケットには「カジュアル」「リラックス」という印象があります。



テーラードジャケットやワークジャケットだけでなく、​全てのアイテムにはそれぞれが持つ印象があります


・4つの「こんな自分になりたい」​



男性の「なりたい自分像」は大きく分けて4種類だと考えます。

1:強さ
多くの男性が求めるのが「強さ」です。ここで言う「強さ」とは「肉体的強さ」の事。「男らしさ」「男性性」などと言い換えても良いでしょう。多くのメンズファッションは「肉体的強さ」を女性にアピールする為にデザインされています。

2:賢さ
もうひとつの男性が求める「強さ」。それは「社会的強さ」です。これは地位の高さや育ちの良さなどをアピールする事。ファッション的には社会性を象徴する「フォーマル」や、歴史を感じさせる「クラシック」というキーワードがこれに当たります。

3:優しさ
「強さ」の反対が「優しさ」です。優しさは「女性性」、つまりファッション的にはフェミニンなものが中心になります。

4:楽さ
ファッション的には「カジュアル」「リラックス」「こなれ感」といったキーワード。例えばスウェットパンツは着心地が楽で、見た目もカジュアル。つまり肉体的に楽である服はファッション的にも「楽」な印象を与えます。

・アイテムイメージマトリクス​



この4種類の「なりたい自分像」を基準に、アイテムが持つ印象をマトリクス化しました。


(クリックで拡大します)
そして、アイテムだけでなく、柄も同じ基準でマトリクス化しました。


(クリックで拡大します)

・どうやって使うか​



自分の「なりたい自分像」を考え、そのイメージに近い服を選んで下さい。ベースになるコーディネートはマトリクス中央のオックスフォードシャツ、ブロードシャツ、レギュラーフィットチノパンツ、スリムフィットチノパンツの4つです。

例えばオックスフォードシャツとレギュラーフィットチノパンツのコーディネート。



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これをもっと「賢い」印象にしたい場合はデザインマトリクスの「賢」の方にあるアイテムを取り入れれば良いのです。ちょっとだけ「賢い」印象にしたければVネックニットを。もっと「賢い」印象にしたければテーラードジャケットを取り入れます。



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「優しい」印象にしたければ、オックスフォードシャツとレギュラーフィットチノパンツにカーディガンを。そこに「楽さ」をプラスしたければ、シャツをバスクボーダー柄のTシャツにすれば、「優しい」に「楽さ」が加わったコーディネートになります。

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…というように、このマトリクスを使えば、自分がイメージする「なりたい自分」を実現させる服選びが出来ます。

・誰でも似合いダサくならないベーシックデザイン​



ちなみに、アイテムはベーシックデザイン(詳しくは山田耕史のファッションブログ:ベーシックな服だけを着ていればオシャレに見える。をご覧下さい)がオススメです。ベーシックデザインは誰にでも似合い、いつまでもダサくなりません(詳しくは山田耕史のファッションブログ:世の中のほとんどの人がダサい服を着ている。をご覧下さい)。基本的にはユニクロや無印良品の商品の多くがベーシックデザインと呼べるものですが、その全てがベーシックデザインという訳ではありません。

なので、現在ベーシックデザインアイテムのリストを作成中ですのでしばしお待ち下さい。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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