こんにちは。ブレザーばかりで一度は学ランを着てみたかったファッションアナリスト山田耕史(@yamada0221)です。
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当ブログでオススメしている誰にでも似合い、いつまでも着られる「普通の服」をまとめたサイトです。とりあえずこれを選んでおけば、まず間違いはないというアイテムだけを厳選してご紹介しています。
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・女子高生の制服を観察し続けた著者による本
本のご紹介です。
女子高生 制服路上観察 (光文社新書)
凄く怪しいタイトルですが、学生服メーカーの研究員の20年にわたるフィールドワークをまとめた一冊です。
著者はユーザーである学生に直接聞き取りを行うことで、学生のマインドやニーズを汲み取っています。
最近はそのトレンドもちょっと変化してきたようですが、女子高生の制服と言えば、スカートの短さが思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。
僕が高校生のとき(1995〜98年)はアムラーブーム最盛期。ルーズソックスと共に女子高生のスカートがどんどん短くなっていた時代でした。
では、なぜ女子高生はスカートを短くするのでしょう。
著者は女子高生に直接聞き取りをすることで、その理由を明らかにしています。
・最も大事なのが膝
意外と、と言っては失礼ですが女子高生は自分のルックスの長所短所をかなり冷静に把握しています。女子高生は自分を大人の女性と比べると、総合的な女性の魅力は劣っていると感じています。
ですが、女子高生が大人の女性に最も勝っていると感じるのが、脚なのです。
そして、脚のなかでも最も大事なのが膝。
膝の後ろ側にはH形の屈折したしわがあり、それは高校生時代に最も顕著に現れます。これは大人の女性にも、子供にもない女子高生だけが持つ魅力です。
健康的で若さが感じられる脚が、自分の魅力であり、それをアピールするために女子高生はスカートを短くしているのです。
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・なぜ男子高校生はシャツの裾を出すのか
本書は他にも興味深い内容が盛り沢山です。
例えば制服の着崩しについて。
ネクタイを外したり、シャツの裾をウェストから出したりと、高校生は思い思いに制服を着崩しています。
著者は着崩しを、生徒が思っている自分や学校のポジションと制服のデザインの相違が原因だと指摘しています。
生徒は自分の学校のポジション(偏差値や世間的な評価)をしっかりと自覚しています。
そのイメージよりも制服が立派過ぎる場合、その差を補正しようと生徒は制服を着崩すのです。
他にも、大手アパレルブランドが制服ビジネスに参入後、すぐに撤退したエピソードも紹介されています。
これってユニクロですかね?ググってもそれらしいプレスリリースはみつかりませんでしたが。
なかなか知る機会がない制服のビジネスモデルについても詳しく紹介されているので勉強になりました。
女子高生 制服路上観察 (光文社新書)
最後までご覧いただきありがとうございました!
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・制服ビジネスは独特
他にも、大手アパレルブランドが制服ビジネスに参入後、すぐに撤退したエピソードも紹介されています。
これってユニクロですかね?ググってもそれらしいプレスリリースはみつかりませんでしたが。
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