こんにちは。確定申告がまだ終わっていないファッションアナリスト山田耕史(@yamada0221)です。
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当ブログでオススメしている誰にでも似合い、いつまでも着られる「普通の服」をまとめたサイトです。とりあえずこれを選んでおけば、まず間違いはないというアイテムだけを厳選してご紹介しています。
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・高橋一生さんのコーディネートは何が問題か?
結構話題になっていた高橋一生さんのファッション。
たくさんの人の意見を見ましたが、座談会でもお馴染みのお友達、齋藤さんのご意見が一番納得できました。
雑誌で振り返る、おじさんたちの90年代ファッション座談会〜前編〜FACY
「自分に似合う服ってなに?」居酒屋で聞いた、おじさんたちのファッ...FACY
齋藤さんのツイートをご紹介します。
高橋一生さんは自分の服に気を使ってると思うけど、服装の知識があるとは思わない。好きなものを好きに着てるだけ。それは全然いいし他人が口を挟む必要も無いんだけど、「オシャレ」ともてはやすのも少し違うと思う。— 齋藤 (@saito_d) 2018年3月5日
この靴。 pic.twitter.com/fhlouJ32OZ
高橋一生さんのファッションでヤバいのは帽子でも革ジャンでもウォレットチェーンでもありません。靴です。もしもこれが当初からの批判対象だったら、「言われても仕方ねえかなあ」と思います。黒ライダースに茶色のワークブーツ(?)はさすがに“正統な”着こなし的にはナシ。— 齋藤 (@saito_d) 2018年3月5日
高橋一生さんのファッションでヤバいのは帽子でも革ジャンでもウォレットチェーンでもありません。靴です。もしもこれが当初からの批判対象だったら、「言われても仕方ねえかなあ」と思います。黒ライダースに茶色のワークブーツ(?)はさすがに“正統な”着こなし的にはナシ。— 齋藤 (@saito_d) 2018年3月5日
・問題は「靴」
僕もこの齋藤さんのツイートとほぼ同意見です。
何処のブーツですかね?TVで、ライダースはルイスだと言うてた。ケンドーコバヤシも愛用とw— ko watanabe (@koyozine) 2018年3月5日
クレープソールだけどレッドウィングではないんですよね。うーむ。— 齋藤 (@saito_d) 2018年3月5日
拡大すると、確かにクレープだ。トゥはプレーンだし、、でも、なんかアッパーごちゃついてそう。— ko watanabe (@koyozine) 2018年3月5日
なので伝統的な靴ブランドではないと思われます。国内ブランドか、イタリアものか。いずれにせよルイスレザーに合わせるべき靴ではないですね笑— 齋藤 (@saito_d) 2018年3月5日
ワークブーツにお詳しいお二人でも詳細がよくわからないようですが、
追記:公開直後に着用アイテムが判明しました。
高橋一生さんのブーツ、たしかにこれっぽいですね!https://t.co/zWIwnT6pWf pic.twitter.com/JHbST2bV7r— 齋藤 (@saito_d) 2018年3月6日
こんなオチも。
これが「着こなし < モノ」派の感覚— 齋藤 (@saito_d) 2018年3月6日
やはりレッドウィングベースのワークブーツでした。
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(価格、返品条件は記事執筆時のものです)
・服には相性がある
なぜ靴が問題なのか。
靴と、靴以外のアイテムの「ファッションテイスト」が合っていないのです。
ファッションテイストはファッションの種類を表す言葉です。
料理にフランス料理、中華料理、和食などの種類があるように、ファッションにも種類があります。
ファッションテイストの表現に使われている言葉は無数にありますし、ファッション業界でちゃんとした定義がある訳ではありません。
なので、一般人はもちろん、ファッション業界人でもファッションテイストの定義はあやふやですが、ファッションテイストを理解していないとコーディネートがチグハグになってしまいます。
白ご飯には漬物、餃子には醤油とお酢、というように、料理には相性があります。
それと同じように、ファッションテイストにも相性があるのです。
高橋一生さんが着用しているワークブーツのファッションテイストは「アメカジ」や「ワーク」。
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(価格、返品条件は記事執筆時のものです)
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もちろんマッチするのは「アメカジ」や「ワーク」テイストの服です。具体的に挙げると、「アメカジ」はチェックシャツやスウェット、ジーパン。
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「ワーク」は「アメカジ」とかなり近しいファッションテイストなので重複するアイテムも多いのですが、カバーオールやワークシャツなんかが「ワーク」テイストのアイテムにあたります。
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ワークブーツは以上のような、カジュアルなアイテムと相性の良い靴です。
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「普通の服」を幹として、「ファッションテイスト」はその枝葉となる存在だと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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「ワーク」は「アメカジ」とかなり近しいファッションテイストなので重複するアイテムも多いのですが、カバーオールやワークシャツなんかが「ワーク」テイストのアイテムにあたります。
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ですが、高橋一生さんの靴以外の着用アイテムは「ロック」や「モード」といったファッションテイストで、「アメカジ」や「ワーク」の要素はほとんどありません。
「ロック」や「モード」は、「アメカジ」や「ワーク」との相性は良くありません。
もしも、ワークブーツの色が黒なら、他のアイテムと色の整合性が取れてコーディネートも成立していたのかもしれません。
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ですが、「アメカジ」「ワーク」テイストの強い茶色のブーツを着用しているので、高橋一生さんのコーディネートでは靴だけが浮いてしまっているのです。
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ですが、「アメカジ」「ワーク」テイストの強い茶色のブーツを着用しているので、高橋一生さんのコーディネートでは靴だけが浮いてしまっているのです。
食材も調理方法もフランス料理なのに、ソースの味付けだけが中華料理、みたいなものです。
もちろんそういった調理方法をしてはいけない訳ではありません。その人の自由です。
ですが一般的に考えて、そういった調理方法で料理が美味しくなる確率は極めて低いでしょう。
ファッションが大好きで、ファッションには時間やお金のリソースを存分に割きたい!と思っている人以外の普通の人はフランス料理と中華料理のマッチングに挑戦する必要はないと思います。
・ファッションテイストをわかりやすくします
今まで当ブログで何度かファッションテイストについての記事は書いてきましたが、まだまだ自分でもわかりやすくご紹介できているとは思っていません。
なので、今後はファッションテイストを今よりもわかりやすく解説した上で、誰もが簡単に自分のイメージする服を選べるような方法をご紹介できたらと思っています。
今までのファッション指南系の本やブログなどは、発信者が着ている・好きなファッションにユーザーを近づける、というケースがほとんどだったと思います。
それはそれでアリだと思いますが、僕はひとりひとりの好きなものやその人のキャラクターにマッチしたファッションの選び方を提案したいと考えています。
それはそれでアリだと思いますが、僕はひとりひとりの好きなものやその人のキャラクターにマッチしたファッションの選び方を提案したいと考えています。
・高橋一生さんにオススメしたい靴
「男の普通服。」でご紹介しているベーシックなデザインのアイテムにはファッションテイストがほぼありません。ゼロではありませんが、極めて無いに等しいのです。
なので、高橋一生さんのコーディネートに合わせるとしたら、同じワークブーツでもブランドストーンなら違和感は生まれなかったと思います。
スニーカーでもムーンスターLOWBASKETなら問題はなかったでしょう。
このような、どんなファッションにもマッチする「普通の服」はファッションの幹となると思います。齋藤さんにもツイートの流れで僕のご紹介している内容に触れていただいています。
僕が世にはびこる着こなし指南を見たときの違和感はこれに起因している。服の前にパーソナリティや趣味を拾ってあげるか、それは難しいとしたら山田さんのように徹底的に「背景」を排除したアノニマス的スタイル/アイテムを提案するのが正解だと思ってる。— 齋藤 (@saito_d) 2018年3月5日
この2つをわかりやすくご紹介するのが当面の僕のミッションだと思っています。
「ファッションテイスト」については現在鋭意研究中で近々ご紹介する予定ですので、お楽しみに。
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