こんにちは。GWはもういらないんじゃないか、と思っているファッションアナリスト山田耕史(@yamada0221)です。
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当ブログでオススメしている誰にでも似合い、いつまでも着られる「普通の服」をまとめたサイトです。とりあえずこれを選んでおけば、まず間違いはないというアイテムだけを厳選してご紹介しています。
<オススメ人気過去記事>
・低価格がバレにくい柄って?
先日Peingでこんなご質問をいただきました。
ギンガムチェックやロンドンストライプなど、クラシックな柄なら比較的低価格であることがバレにくいと思います。機会があればブログで書いてみます。 #peing #質問箱 https://t.co/NkulkoYTk3— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2018年4月27日
僕は以前働いていたファッション企画コンサル会社でストリートスナップの分析を長年担当していました。毎月最低でも300人、多いときは1000人以上の人がどんな服を着ているのか、ひとりひとり細かく見ていく地道な作業です。
そこで気付いたのは、服のデザインはシンプルであればあるほど、値段の高低がわかりにくいということです。
考えてみれば当たり前ですけどね。例えば真っ白のシャツをパッと見で値段がわかる人なんて、そうそういないでしょう。このニッセンのシャツと、イタリアの老舗ブランドのシャツには約15倍の値段の差があります。実際にシャツを間近でじっくり見たら、わかる人にはわかるでしょうが、普通に歩いている人の真っ白のシャツの値段なんて絶対にわからないはずです。
nissen メンズ ワイシャツ スリム 長袖 形態安定 ワイドカラー 抗菌防臭 :¥ 1,609 (返品無料!)(記事執筆時の価格、返品条件です)
BARBA ドレスシャツ :¥ 31,320 (返品無料!)(記事執筆時の価格、返品条件です)
例えばこんなデザイン。
このトリコロールテープ使いのデザインが流行ったのは10年くらい前だと思います。デザインソースは当時人気だったトムブラウン。
THOM BROWNE NEW YORK :¥ 45,800
(記事執筆時の価格です)
当時はビームスやユナイテッドアローズなどのオリジナルアイテムでもこのトリコロールテープを使ったものがたくさんありました。
そこからトレンドはどんどんマス向けのブランドに拡散していき、今ではかなりの低価格ブランドでしか目にすることはなくなりました。
こんなデザインも同じですね。
まぁこういったデザインはわかりやすいのですが、Peingのご質問のように柄になるとちょっとわかりにくくなりますね。
・トラディショナルな柄ならわかりにくい
回答にも書きましたが、昔からあるトラディショナルな柄なら比較的価格の高低がわかりにくくなります。
例えばギンガムチェックや
GOODYEAR :¥ 1,900 (返品無料!)(記事執筆時の価格、返品条件です)
POLO Ralph Lauren :¥ 7,980 (返品無料!)(記事執筆時の価格、返品条件です)
ロンドンストライプなどは特にわかりにくいと思います。
MC :¥ 4,212
(記事執筆時の価格です)
BARBA :¥ 30,240
(記事執筆時の価格です)
アメカジでは定番のバッファローチェックもわかりにくいですね。
S.Flavor :¥ 1,899
(記事執筆時の価格です)
Denim&Supply Ralph Lauren :¥ 8,990 (返品無料!)(記事執筆時の価格、返品条件です)
柄が複雑になったり、色数が増えてくると価格の差がわかりやすくなります。
ですが、これって実物を見ると一目瞭然なんですが、オンラインストアの画像ではなかなかわかりづらいんですよね。以前も記事で書きましたけど、プロが撮影した服って安くてもそれなりに見えてしまいますから。
improves :¥ 1,998 (返品無料!)(記事執筆時の価格、返品条件です)
POLO RALPH LAUREN :¥ 12,960
(記事執筆時の価格です)
JIGGYS SHOP :¥ 1,995 (返品無料!)(記事執筆時の価格、返品条件です)
POLO RALPH LAUREN :¥ 5,990
(記事執筆時の価格です)
山田耕史のファッションブログ: GUのウールコートがペラペラすぎる件。
ともかく、低価格の柄物を買うときは、
・トラディショナルな柄
・使われている色数が少ない柄
ということに気をつければいいと思います。特に今回たくさんご紹介したラルフローレンは比較的低価格なのに良い柄物が豊富に揃っています。
・安物でもいいじゃない
と、色々書いてきましたが、別に安物でもなんでも自分が気に入った服を着るのが一番だと思います。
ファッションの楽しさは値段には比例しません。安物でもなんでも、自分が着て気持ち良いならアリですし、そうじゃなかったらナシです。
つまらない固定観念に囚われず、服を着ることを楽しみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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この記事を書いた人
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