こんにちは。地味にタスク山積みのファッションアナリスト山田耕史(@yamada0221)です。
普通の40代以上ためのメンズカジュアルファッションマニュアル|山田耕史|note
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・トレンドに振り回されて消耗していた昔の僕のお話
僕は以前から、パリやミラノのファッションショーを頂点とする従来型のファッショントレンドのピラミッド構造はいずれ消滅すると考えていました。
そういった考えに至るまでには、前々職での僕の仕事の内容と、その頃に買っていた服の影響が色濃くあります。
僕は以前からファッショントレンド衰退論を唱えていますが、別にトレンドを基準に服を買っている人を否定しませんし、それも楽しみ方のひとつだと思います。ですが、僕自身の経験から、トレンドを理由に服を買うのってとても虚しいことだと思っています。https://t.co/exnYBLJAll— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2018年5月3日
僕は以前ファッション企画コンサル会社で働いていました。主な売り物はファッショントレンド情報。コレクションや店頭、ストリートなどをリサーチしてファッショントレンドを分析し、それの情報をアパレル企業などに売っていました。— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2018年5月3日
僕自身もトレンドの服を着ていました。プレゼンのときに、資料で提案しているトレンドの服を実際に着ていると説得力がかなり上がりますからね。当時はセレクトショップやファストファッションブランドでトレンドの服を頻繁に購入して着用していました。— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2018年5月3日
同じようにトレンドを理由に買った着なくなった服は沢山あります。今振り返ってみると、本当に勿体無いです。トレンドの服に費やしていたお金を、自分が本当に「好き!」と思える服だけに使っていたら、今の僕のクローゼットはもっと充実していたと思います。— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2018年5月3日
自分の本当に「好き」と思えるものを自覚するのって多分とても難しいんじゃないかと思うんですけどね。僕自身、自分がこういう服装が好きなんだな、ファッションにこういうことを求めているんだな、と自覚できたのはここ数年のことです。— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2018年5月3日
ファッショントレンドも、自分の「好き」を見つける入り口のひとつかもしれませんが、ファッショントレンドに振り回されて無駄に消耗してしまった経験がある僕としては、できるだけ多くの人に自分の経験をお伝えできたらなと思っています。— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2018年5月3日
・ぼんやりと考えてみた、ファッショントレンドの未来
では、いずれはファッショントレンドという概念は無くなってしまうのでしょうか?僕はそうでもないと思っています。
ファッショントレンドの未来についてぼんやりと考えてます。— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2018年4月13日
これまでのコレクションを頂点とするピラミッド型のトレンドの流れが衰退するのは確実でしょう。
で、今はその過渡期として今までピラミッドの底辺だった消費者がインフルエンサーとしてトレンドを発信するようになってますね。
今後はインフルエンサーのハードルが下がって、SNSなんかで趣味の合う人達がゆるく繋がるコミュニティーの中で局地的なトレンドが生まれるようになるんじゃないかなーと思います。例えば僕と齋藤さんが古着屋十四才で盛り上がってるみたいに。— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2018年4月13日
自分の本当に「好き」と思えるものを自覚するのって多分とても難しいんじゃないかと思うんですけどね。僕自身、自分がこういう服装が好きなんだな、ファッションにこういうことを求めているんだな、と自覚できたのはここ数年のことです。— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2018年5月3日
ファッショントレンドも、自分の「好き」を見つける入り口のひとつかもしれませんが、ファッショントレンドに振り回されて無駄に消耗してしまった経験がある僕としては、できるだけ多くの人に自分の経験をお伝えできたらなと思っています。— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2018年5月3日
仕事柄ネット、紙を問わず色々なファッションメディアには目を通していますが、「お!」と思うような発見はツイッターとかのほうが多い気がします。— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2018年4月13日
で、コミュニティーの小さなトレンドが盛り上がり、他のコミュニティーにも波及する、ピラミッドの底辺発信のトレンドが増えるんじゃないでしょうか。
前にもブログで書きましたが、こういう意味で個店系セレクトショップや古着屋が今後強くなっていくんじゃないかなーと思います。もちろんちゃんと独自の価値を発信してコミュニティーをつくれてるところ限定ですが。https://t.co/62uotiBvhT— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2018年4月13日
今後ファッションアイテムで大ヒットはどんどん生まれづらくなるでしょうね。— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2018年4月13日
ファッションはどんどん個性的になると思います。個性的って奇抜って意味じゃなくて、よりその人の趣味やライフスタイルが反映されたものになるでしょうね。
良く業界のことがわからないのですが、デザイナーを例えばノーベル賞級の科学者に例えると、彼らがいなければ社会は進歩しないわけで、実際社会を引っ張るパワーが無くなると困るのではないかしら。— FashionIsART by Jugo (@kihanasyugo) 2018年4月13日
もちろんファッションデザイナーはこれからもいなくならないと思いますよ。でも、マスへの影響力は弱まると考えています。— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2018年4月14日
デザイナーズブランドは今後、オートクチュールのような限られた顧客に向けた受注生産をするところが増えると予想しています。現代美術家みたいな存在になるのかな、と。— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2018年4月14日
受注生産を始めているデザイナーズブランドはあるようですね。
ヨウジ出身の新人デザイナーが10型・受注生産でデビューした理由│WWD JAPAN
大量に商品をつくってセール行きになってしまうよりも、企業的にも顧客的にもメリットはあると思うんですけどねぇ。僕は生産とかの知識があんまりないので、そこらへんで何かデメリットがあるのかもしれません。
わざわざ言うまでもありませんが、ファッションは自由なので、トレンドという価値観で服を買うことも楽しみ方のひとつだと思います。
ですが、僕の個人的な経験から得た教訓をシェアすることで、ファッショントレンドという前世紀の遺物に囚われることなく、自分らしいファッションを楽しむ人が少しでも増えてくれれば、そして僕は簡単に自分らしいファッションを楽しめる方法を今後ももっとご紹介できればと願っています。
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